世界を飛び回る写真家石川梵が初監督したドキュメンタリー映画。
2015年4月25日、ネパール大地震は各地を襲い、300万人が被災し、
9000人以上の人々が亡くなった。これで壊滅した山奥にあるラプラック村。
石川梵は地震直後その事を知り、単身ネパール・カトマンズ現地に入り撮影をはじめた。
が、報道よりも大切な人命尊重の域に達し、支援物資を届けながらカメラを持ち変えて
映像を撮り始める。
村の人衣無縫な14歳のアシュバドルや天真爛漫な妹・プナムと仲良くなり、
逆境でも決して折れない不屈の魂や人の絆ややさしさにじかに触れて
いつしか本人もドキュメンタリーの中に入っていった。
単に記録映画にとどまらない自然体の作りの作品。
目に焼き付くような大自然の緑や大きく息を吸い込み手くなる満天の星も素晴らしい。
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