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2015年04月23日13:11

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『シンデレラ』

古くからヨーロッパで伝えられた伝承を
アニメ化したディズニーの不朽の名作『シンデレラ』
今回、この物語を最新技術で実写映像化した世にも美しいファンタジーロマン。
監督は俳優であり『ヘンリー五世』の監督としても知られるケネス・ブラナー。
主演エラ(シンデレラ)には、テレビドラマ「ダウントン・アビー」のリリー・ジェームズ、
『ブルージャスミン』のケイト・ブランシェット、『英国王のスピーチ』の
ヘレナ・ボナム=カーターら実力者がわきを固めている。

母を幼くして亡くしたエラは、「辛いことがあっても勇気と優しさを忘れないで」
という教えを守り貿易商の父親を立てて暮らしていた。
ある日、留守がちの父はエラの気苦労を何とかするために、再婚を決意。
継母とその連れ子の娘、ドリゼラとアナスタシアがやって来た。
継母はエラにかける夫の愛情を嫉妬し、エラに蔭で何かとつらく当たった。
そんな折、父が旅先の事故で突然亡くなってしまう。
その日から、継母と義理の姉妹は手のひらを返したように態度を変え
エラを召使いのように扱い、屋根裏部屋に追いやってしまう。
寒さに耐えきれず暖炉の前で眠り、顔に灰をつけたまま働くエラはいつしか
“灰まみれのエラ(シンデレラ)”と呼ばれるようなになる。
エラは涙を抑えきれず家を飛び出し、森へ馬を走らせた。
そこで、“キット”と名乗る青年と出会う。
誠実な青年は「自分は城で働いている見習い中の身分だ」とという。
エラはそのやさしさにふと心惹かれるが……。

王道中の王道のラブ・ストーリーをブレることなくそのままに完成。
何故、貴族生まれのエラが皿洗いの下女にまで身をやつさねばならなかったのか
その部分も丁寧に描かれている。
ガラスの靴や衣装、舞踏会などの美しさに加え
カボチャの馬車の魔法などデジタルを駆使したシーンも楽しく素晴らしい。
マスコミ試写を見終わった女性ライター達がぽ〜っとなっていたのが印象的。
乙女心にフィットするキモチイイ映画なのだ。

監督  ケネス・ブラナー
脚本  クリス・ワイツ
製作総指揮  ティム・ルイス
撮影 ハリス・ザンバーラウコス
プロダクション・デザイン  ダンテ・フェレッティ
音楽  パトリック・ドイル
編集  マーティン・ウォルシュ
衣裳デザイン  サンディ・パウエル
出演 リリー・ジェームズ ケイト・ブランシェット ヘレナ・ボナム=カーター
リチャード・マッデン ソフィー・マクシェラ ホリデイ・グレインジャー
デレク・ジャコビ ステラン・スカルスガルド ノンソー・アノジー
ベン・チャップリン ヘイリー・アトウェルほか

4月25日女性の夢を運んで公開
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