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2015年04月11日12:56

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「KITE カイト」

日本で発禁となった梅津泰臣によるアダルトアニメが
ハリウッドで実写映画化。
禁断の近未来バイオレンスSF。


1998年2月25日にグリーンバニーより発売された全2巻のアダルトアニメ「A KITE」は
エロティックバイオレンスアクションだが、後にアダルトシーンを削除し、
アクション要素を強めたR指定のインターナショナルバージョンが発売され

少女売買が横行する近未来社会で、殺害された両親の復讐のため
暗殺者になる少女という過激な設定がウケてクエンティン・タランティーノ、
ロブ・コーエンなど映画人たちをも魅了し海外でもカルト的評価を得た。
今回、この梅津泰臣原作のアニメが実写映画化したのだ。
監督は「セルラー」「スネーク・フライト」のデビッド・R・エリス、
しかし、撮影中に南アフリカのヨハネスブルグにあるホテル部屋で
突然死亡(原因は発表されていない)したため、
急きょミュージックビデオ出身のラルフ・ジマンが交代し完成した。
主演は『アンダーワールド 覚醒』のインディア・アイズリー、
『華麗なるギャツビー』のカラン・マッコーリフ、名優サミュエル・L・ジャクソンなどが共演。

場末のマンションの小汚いエレベーター。
男が嫌がる少女を無理やり乗せてきた、居合わせたお婆さんは怪訝な顔、
乱暴しようとする男に少女は一撃を食らわし、カバンから鉄砲を引き抜いて
男の眉間に風穴を開けた。一瞬の出来事。ややあって男の脳天は肉片となってエレベーターの床に飛び散った。

幼い頃組織によって両親を殺されたサワは、娼婦に成り済まし復讐のための犯行を繰り返していた。
しかし、決して彼女は警察に捕まらない。なぜなら、
父の相棒だった刑事アカイが犯行現場の証拠を隠滅して回っているのだ。
サワは、アカイに暗殺者として育てられた。
精神を保つ「アンプ」という薬の副作用で記憶が一部欠落していくが、
組織のボスに接近、やがて残酷な真実が明らかになるのである。

サワ役のインディア・アイズリーは女優オリビア・ハッセーの娘。
「ティコ・ムーン」や「フィフス・エレメント」を思い出す
フランス映画っぽいキャラクターで活躍。
原作では、制服の美少女による暴力シーンや性描写という
ギャップで視聴者に衝撃を与えたが、
映画版ではハイセンスなバイオレンスアクションが見ものだ。
トイレのシーンは圧巻。
監督: ラルフ・ジマン
原作: 梅津泰臣
製作: アナント・シン
脚本・製作: ブライアン・コックス
撮影: ランス・ギューワー
衣装: ルイ・フィリップ
ヘア・メークアップ: メグ・タナー
出演 インディア・アイズリー サミュエル・L・ジャクソン
カラン・マッコーリフ  カール・ボークス テレンス・ブリジット 
デオン・ロッツ ライオネル・ニュートン 他

4/11よりトイレをぶっ壊しつつ公開

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