先月、偶々「犬神家の一族」の話題になった事が有り、そこから気になって文庫本を買ってきました。
「犬神家の一族」は、映画をTVで見た事が有ります。
何度も映像化されているそうですが、おそらく1976年公開の映画でしょう。
とすれば、私が観たのは中学生くらいと思われます。
正直言って、あの白い仮面を捲るところや、湖に逆さ釣りにされた死体など、断片的に強い印象が残っていますが、全体的な記憶はかなりあやふや。
早速熟読…
そうか!
こういう話だったか!
この「犬神家の一族」、元はと言えば昭和25年に連載されていたよう。
ならば漢字の使い方や表現など、もっとギャップを感じるかと思えば、案外そうでもありません。
かなり読み易く、あっという間に読破しました。
なんでも原作と映画版、また映画版の中でも多少の違いが有り、例えばスケキヨの仮面が白いのっぺらぼうになったのは、1976年の映画からで、原作では素顔に似せた作り物とされています。
インパクト的には、やはり白いのっぺらぼうが強烈でしょうか。
そして、せっかく横溝正史氏の世界に入ったという事で、「八つ墓村」も購入。
さぁ読むぞーーヽ( ̄▽ ̄)ノ
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