昨日は新日の事を書きましたが、今日はノアです。
新日ドーム大会と同じ日程で、お隣後楽園ホールで連戦を行い、好評を博したよう。
そして潮崎が清宮を破り、遂にGHCチャンピオンに!
そうか…やっと…
三沢が亡くなり、小橋が引退してから、ノアはずっと迷走気味と感じていました。
KENTAのWWE転出、バーニング勢の離脱や森嶋の引退も有りましたが、詐欺事件に巻き込まれたり、プロレスファンはあまり見たくないような事も有ります。
一時は興行が行き詰まっているような話もチラリ…
そうした時期を鈴木軍との対抗戦で乗り越え、拳王のヘビー転向、バーニング勢の潮崎の復帰などで陣容を調え、リデット傘下となり、ようやく迷走状態から抜けようか…といった辺りと思われます。
その間、ノアマットの主役は丸藤や杉浦から、次は拳王なのか…と思わせておいて、実は一足跳びに清宮か?という状況に。
おいおい、潮崎はどうしたんだよ!というのは、多くの人が思っていたのではないでしょうか?
一昨年だったか、一時期ノアの世代闘争が有りました。
リーダー格は拳王、中嶋や潮崎、清宮もいましたが、潮崎は中嶋より約6歳、拳王より約3歳、清宮より約14歳上です。
対して丸藤よりは、2歳半ほど若いだけ。
同じ若手側として群れている状況ではないでしょう。
リングでは豪腕チョップなどで会場を沸かせるものの、出戻りの遠慮が有ったのかどうか、印象は淡白というか善戦マンというか…
例えは適切でないかもしれませんが、「怪物」と呼ばれるようになる前の鶴田のように感じていました。
もっと言えば、「エースになり損ねた」といったところでしょうか。
外敵としてノアに参戦した鈴木秀樹にも「ノアはお前だ」と言われても、なかなか振り切れず…
そんな潮崎に歯痒い印象を感じていた人は少なくなかったと思います。
そんな事を考えると、本当に「やっと…」というのが本音です。
潮崎と同じ1982年生まれと言えば、新日の内藤や飯伏がいます。
つまりノアのトップとなるのに、時期尚早といった事は全くありません。
これから丸藤や杉浦など年上世代、中嶋や拳王など年下世代ともタイトルマッチをしていくと思いますが、一年以上は防衛を続けて欲しいものです。
ところでちょっと前まで次のエースと思われていた中嶋…
こちらはいきなりWRESTLE-1チャンピオンシップ王者になりました。
これから芦野との抗争となりそうです。
近年のノアは鎖国と言われていましたが、ノアとWRESTLE-1…全日本から枝分かれした団体同士。
この抗争は続けていって欲しい!
或いは団体が一緒になっても良いと思いますが…
ところで、いつの間にかうやむやになっている拳王と田村潔司の確執ですが、これはリデットの総力をあげて実現して貰いたい!
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