先日、「男はつらいよ お帰り寅さん」を観てきました。
何を隠そう、寅さんシリーズはTVで幾つか観た事が有るだけで(それもかなり昔)、映画館で観たのは初めてです。
TVでというのは都合が合わない時も多く、観た順番もゴチャゴチャですから、シリーズ全体の流れが分かっている訳ではありません。
例えば寅さんの甥である満男と泉の話を観たのは、今回が初めてです。
観終えてから調べて知ったのですが、「男はつらいよ」は本作で50本目であり、渥美清生前の作品は48本目まで。
前作(49本目)である「寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」も満男の回想であり、渥美清の映像は過去作品から利用していたそう。
そうした意味では本作「お帰り寅さん」も同様で、中年となった満男が主人公であり、そんな中で寅さんを思い出す…
寅さんが生きているのかどうかが語られる事はありません。
世の中に比べれば1人の人生などとるに足らないものかもしれませんが、皆が幸せであれば良いのにな…
なんだか身に詰まされるような、様々な想いで、気づけば目が汗ばんでいました(/´△`\)
で
翌日は「シャイニング」の未来となる続編「ドクター・スリーブ」を観に行きました。
前作「シャイニング」は、キューブリックの映画版、それが不満で原作スティーブン・キング自ら制作したドラマ版の両方を観ています。
そして映画版が不満だったにも関わらず、今回の「ドクター・スリーブ」は映画版の続編となります。
内容的にドラマ版の続編という事は絶対に有り得ません(両方ご覧になられている方は分かる筈)。
かなり期待を持って観たのですが、正直言って今イチ。
ドラマ版の続編ではないですが、その内容を取り入れている…
それ自体は良いのですが、オーバールックホテルの恐怖がなんだか薄っぺらくなったように感じました。
観る前は、夢に見るかな?とか夜中トイレ行けなくなったらどうしよう(笑)と思いましたが、夜中にトイレに目覚めても、思い出しもしませんでした。
もちろん、本当にあのようなモノが見えたとしたら、それは恐怖でしかないのですが…
何にせよ、キューブリックの前作とは比べるべくもありません。
という事で後味が良くなかったので、「アナと雪の女王2」のパンフを買って帰りました。
そして翌々日に吹替版を早速鑑賞〜〜〜
なんと言っても、映像が実に素晴らしいヽ( ̄▽ ̄)ノ
目こそ大きいですが、まるで実写映画を観ているかのよう。
この点、前作よりもかなり進化している気がします。
声優が変わっている筈のオラフも違和感有りません。
一つだけ残念なのは、終盤になって我慢出来ずトイレに中座したこと。
あと15分くらいか?と思いましたが、背に腹は代えられず…
戻ってきたら、いきなり展開が変わっているし…
かえすがえすも悔やまれる(。>д<)
また観に行くしか無いか…
ログインしてコメントを確認・投稿する