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2020年01月22日18:32

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乗りつぶしメモ20200112

三連休は2回目となる台鉄乗りつぶしに行ってきた。

とりあえず、予定したノルマは順調に消化できたから今回の計画も成功といえるだろう。

ただ、2回目ともなると少し欲が出てくる。すなわち、計画を突発的に変更して行程に自由度を持たせたくなるということ。…そうすると、残念なことに日本語だけでは通用しなくなる。

次回以降、さらに台北から遠ざかるわけだから、欲がでなくとも日本語だけでは不安である。


JL99便は、前回と同様に台北松山の入国審査から一番離れたバースに到着した。隣が空席のエコノミー最前列だったから快適であったが、もう少し近くのバースにつけられないものだろうか。

入国審査では前回の反省を踏まえ、日本語で話しかけた。「コッチムイテ!」と「シモン!」と「モイッカイ!」しか言われなかった。…そんなもんだろう。


ファミマでカップ麺とおーいお茶を買ってビジネスホテルに落ち着く。テレビは総統選の結果で埋め尽くされていた。


台北〜蘇澳新〜蘇澳
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蘇澳駅

今回は前回と比べて移動距離が長い。なので、必然的に特急を使っていくことになる。

台鉄の乗車券は、えきねっとのようにネット購入が可能で、日本からも予約ができる。ただ、受けとる際に日本語の表記がされないから使わずにいた。

ところが、出発前の羽田のラウンジでよくよく使い方を調べてみると、思ったよりも簡単そうである。今後の予行演習として、208レ自強号を台北から蘇澳新まで予約してみた。ちなみに、台鉄には指定席料金という概念がないらしい。

購入した切符の受け取りは、駅、または手数料がかかるがコンビニ、場合によっては台鉄のアプリで可能らしい。今回は前日のうちに台北の指定席券売機で受け取った。これは、確か発車の30分前までしか受けとることができないからで、乗車当日に受けとるのが困難だからである。

受け取りの際、パスポート番号や予約番号を入力していくのだが、各画面ごとに制限時間があって、その長くない制限時間のカウントダウンがされるので若干焦る。必要な情報はすぐに出せるよう準備が必要だ。


事前の天気予報では晴れだったのに、どうしてか雨が降っている。せっかく新規区間に突入するというのにもったいない。

しかも、車内はだいぶ空いているのに瑞芳からとなりにおっさんが座ってきた。このおっさんは蘇澳新でも降りなかったから終点の花蓮まで行ったのだろうか。

駅前に何もない蘇澳新で蘇澳行きに乗り換え。実のところ、台北でこの電車を見送ってそのあとの208レに乗っている。…わざわざ自強号運賃を払う必要はなかったか。

蘇澳駅の近くには冷泉があるらしい。折り返しの時間が少ないから遠くには行けないが、それくらいは行けそうだった。しかし、駅にある看板を頼りに行ってみると冬期休業中であった。…そりゃそうか。


蘇澳〜宜蘭〜新竹
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宜蘭到着271レ

折り返しの普通電車で食料調達が出来そうな駅まで戻る。ほとんどの列車が停車するから大きな駅だろうと決めうちして宜蘭で降りる。

決めうちではあったが、無事駅構内にコンビニを発見してホットドッグを購入する。店舗に電子レンジが見当たらなかったから弁当を購入しなかったのだが、実はカウンターの見えにくい場所にちゃんとあって、頼まずとも温めてくれる仕組みであるらしい。

そういえば、台湾では弁当は温かいものだと聞いたことがある。日本のような冷たい駅弁を中華人は食べないらしい。


腹を満たしてなお時間に余裕がある。

予定では宜蘭から區快4021レで樹林まで乗り、そこから125レ自強号に乗り換え新竹を目指すことにしていた。

ただ、これだと新竹での内灣線乗り換え時間が少ない。新竹には台鉄弁当も売っているらしいから、もう少し時間がほしいと思っていた。

そこで、前日ネットで調べた際満席だった271レ普悠瑪号に空席がないか窓口で聞いてみた。

…聞いてみた、といってもほぼ筆談である。

今回は忘れずにもって出掛けた「台湾時刻表」の巻末には、こんなときのための筆談用ページがある。そこに「宜蘭〜新竹、 271レ」と書いて、窓口で「I want next
puyuma chicket!」などと適当にことばを発して筆談用ページを見せただけ。

幸い窓口氏には通じたようで、こちらも筆談で「宜〜桃 無位、桃〜新 有位」との返事が返ってきた。桃園まで立席らしいが、とりあえず271レには乗ることができる。


しかし、桃園まで長かった。

レチには2回も検札された。…立席とはいえ空席があれば席に座ってもよいのだが、なんと空席はない。みごとな満席である。

桃園から指定している席は台北で一旦空席になったので座ったのだが、なんとそのあとの板橋から桃園まで指定している客がいた。…こんな短区間の乗車もあるのか。

結局、座れたのは発券されたとおり桃園〜新竹の40分くらいでしかなかった。



新竹〜竹中〜内灣〜竹中〜六家…新竹〜(高鉄)〜台北
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内灣到着、折り返しの1824レ〜1825レ

新竹の台鉄弁当売り場は、見つけたものの営業していなかった。前回の基隆もそうだが、一部の駅以外、昼食や夕食時間のみの営業なのだろうか。何にしろ、食料調達に失敗した。

しかも、窓口で内灣線、六家線フリーパスを所望したら、内灣までの片道切符を売られてしまった。…面倒なのでそのまま改札を通り、停まっていた六家行きに乗る。

改札内に何もない竹中で乗り換え、内灣へ。

内灣の駅前はなかなか賑わっていた。前年立ち寄った菁桐に似ているようでもある。すぐに折り返し、竹中で六家行きに乗り換え。六家駅と高鉄の新竹駅はつながっているので、台北まで高鉄で帰る。

高鉄は混んでいて、自由席はデッキまで乗客があふれていた。700系ベースとはいえ、同じなのはドアが閉まるときのチャイムだけで、やはりどこか違うパチもん感が漂っている。


次回はいよいよ台湾南部へ進出することになる。

順番からして、集集線と沙崙線、西部幹線の海線・山線だろうか。これなら2泊3日で対応できそうだ。


帰りの飛行機は、キャセイのラウンジに行ってみたかったので桃園からにしたのだが、全くひどい目にあった。

出国審査の大行列に巻き込まれ、それだけで優に1時間以上かかってしまった。とてもキャセイのラウンジに行く時間はない。

仕方なくJALのラウンジに行き、カレーを食べる。…カレーの味が薄い。ここはJALのラウンジだがサクララウンジではないから、カレーのクォリティが違うらしかった。


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