ＬｏＶ４　アプデ打ち切り日記

先日、ＬｏＶ４の平田Ｐが3月末のアップデートが最終調整となりますとアナウンス。

新規カードパック追加する時期にしなかった時から終わるのも時間の問題だったが、よくもったというのか。

このゲームは稼働初期にタッグマッチを売りにしていたが、タッグＶＳソロソロとか明らかに不利なマッチングをすることを問題なしと判断してリリースし、初動で客を吹っ飛ばすという失態を犯す。
稼働すぐに修正すれば間に合ったのだがそのまま2カ月放置したためゲームオーバー。
ＬｏＶ３末期で去った客がＬｏＶ４稼働で戻って居ついてくれればよかったが、その目論見は外れ、新規も古参プレイヤーに駆逐され煽られタッグにボコボコにされて消えた。

このシリーズがここで終わってしまうのは本当にもったいないことなんだけど、最近のスクエニは失態続きで赤字垂れ流してるタイトルはどんどん終了する流れになってる。
星ツバも売り上げ悲惨だけど2年は稼働させないと契約不履行になるからダラダラやっていくんだろう。

ぶっちゃけＬｏＶ３は4ＶＳ４のカードゲームとしてリリース当初は本当に画期的なゲームだった。
まあカードゲームの宿命みたいなもんなんだけど、開発が進むとカード追加やシステム変更でゲームが複雑になっていき追加された瞬間は盛り返すが、もうついていけないと一定の層が離脱する。
残ったユーザーも強デッキが固定されてくるとその辺のデッキばかり相手して飽きてやめるか惰性で続けるだけになる。
この連鎖を捲る手段が大型アップデートのはずだったのにＬｏＶ４になった次の週から客が飛んで命運は尽きた。

あと、このゲームやってて思ったのがゲーム本編に関係ない所に予算を使いすぎるところ。
特にキャラクターのチャット関連。
試合でまったく関係ないチャットを1個追加するたびに16キャラ分も用意するとか本当に無駄すぎる。
もちろん収録とかはまとめてやってるんだろうけど、実際にゲームで使えるようにするのにいったいどれだけ時間と予算が掛かっているのか。
大した額じゃないかもしれないが、そういうのが積み重なった結果がサービス終了という結果なんだよ。
このゲームに必要なチャットなんて初期チャットだけで全てが賄える。
ＬｏＶシリーズ10周年でアニメ化もされたが、かなりの広告うったにも関わらずまったく話題にもならず予算の無駄使いだった。

継続タイトルにも関わらず、ソシャゲ畑から狩りだされた平田Ｐはある意味不幸だったな。
就任したは良いが、前任の引いたレールに乗せられて身動きとれずにリリースの前倒しからスタートしてタッグの不満やらゲームバランスの調整やらに追われて何も出来ずに追い詰められていったな。
どっかで時間作って方針転換出来たらよかったけど、そのままサービス終了になってしまった。

結局スクエニって会社の体制の問題だな。
優秀なクリエイター切りまくっていって残ってる人にいきなりバトン渡されても困るわけで。
勿体なさ過ぎる。