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2020年09月17日10:35

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まさかカマキリ先生の恋愛ものとは!『鍵泥棒のメソッド』

『半沢直樹』が面白かったので、もうちょっと香川+堺を見ようと借りてきた。
人気なのかTSUTAYAに5枚も入っていた。


〇『鍵泥棒のメソッド』(2012/内田けんじ)−−脚本:内田けんじ。128分。
軽快なコメディー。まさかカマキリ先生の恋愛ものとは思わんかった。
物語は−−、
【失恋で自殺未遂までやった夢も希望も無い役者志望の無職青年(堺雅人)と殺し屋(香川照之)の入れ替わりもの。
風呂屋で転んで殺し屋が記憶を失う。その脱衣所のカギを盗って青年は殺し屋の金とマンションを手に入れる。殺し屋は青年のボロアパートを自室だと思い込んで日常を取り戻そうと努力する。
一方、年内に結婚する宣言をしてしまった雑誌編集長(広末涼子)は、「健康で努力家でありさえすれば年収等は問わない」と結婚相手を探していた。そして、努力はするし整理整頓も出来るし、役者としても未来が開けてきた優秀な殺し屋に彼女は魅かれていく・・・】

128分が長く感じず、最後まで楽しめた。
難を言えば、青年が失恋した相手は可愛い女の子であってほしかった。登場した時は姉かと思った。オバサン顔してるし、これじゃ自殺する説得力に欠ける。
あと、記憶を呼び戻すきっかけになった音楽をクラシックではなくて意外な曲にしてほしかった。クラシックじゃ、その曲をケイタイのメロディーに選んだ面白い理由を想像できない。
また、殺し屋と貧乏青年の今後の俳優業について何も触れられていなかったので、少々欲求不満が残る。
あとは観客の想像にお任せ・・・と言われても、青年の未来は明るくなさそうだ。恋人になりそうな女性も根暗で貧乏な年増だし。監督は若い女の子が好みではないのか?

香川+堺コンビが観たい人にはお勧め。広末も役にピッタリで良かった。
国内の映画賞を多数受賞している作品。
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