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2020年02月27日12:53

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ひと言でいうと「順番が違う」んじゃないんかねえ?

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3月14日はJRグループのダイヤ変更・・最近では多くの私鉄も実施日を合わせるところが増えて来ましたね。16両700系の引退など、急速に世代交代が進む印象もある中で、常磐線が9年ぶりに全線つながり、<ひたち>が仙台乗り入れ再開・・など、様々な話題がある変更となりそうです。

<ひたち>のダイヤが沿線にとって使いやすいか否かは別として、「おらが町の上野・東京・品川行」が、沿線の大切な足として、親しまれていくことを祈りたいと思います。

JR東日本では<スーパービュー踊り子>が引退して、バブル再来を思わせる全車グリーン車の特急<サフィール踊り子>がデビュー。コロナによる不況で出鼻をくじかれないよう祈りたいですが、逆に言うとSVOがバブル真っただ中に投入されて、以後いろいろ苦労したことを思えば、このタイミングであえてそういった車両を投入するというのには「東京〜伊豆においては、そういうものを求める需要が常にある」つう自信だろうな・・とも感じるところ。久々に見たカフェテリアが「サシ」込まれた編成、私も楽しみですね。

一方で早くも・・?来年の「鉄道友の会ブルーリボン賞」の行方が、面白くなりそう。自分としては<サフィール踊り子」は大いに買ってやりたいのですが、真っ向からぶつかりそうなライバルが近鉄の名阪新型特急「ひのとり」と言えましょう。名阪特急は近鉄の軸の1つと言える存在、「アーバンライナー」もいわば威信をかけて制作した車両。私も何度か乗ってますが、未だ見劣りする感がない。

そして何より近鉄特急は今まで、手堅く「ブルーリボン賞」を取り続けて来ました。特に「しまかぜ」は「ななつ星」すら抑えましたし。実際は「ななつ星」がノミネート自体を辞退した?つう話も聞いていますが、仮に私が同会会員だったとしても「しまかぜ」に入れていましたし、受賞理由の「鉄道本来の「輸送」の根幹である特急ネットワークの一翼を担う」は、明確に「ななつ星」と違う点。すなわち「誰もがきっぷを買えば気軽に乗れる列車」でそれをやった点が、大いに評価されたと言えましょう。

<スーパービュー踊り子>は東武「スペーシア」に敗れましたが、今度のライバルはもっと強力やろうなあ・・と。もっともこの賞は、鉄道会社側の「取りに行く」という姿勢・・というか、ロビー活動も・・と聞いていますけどね。

それでもって個人的には・・?まあ両車乗ってみないと判断は出来ないのですが、<サフィール>は「従来とは違うプレミアム列車」で本数も限定的なもの(「しまかぜ」もそうですね)に対して、「ひのとり」は名阪速達という使命の列車。もちろんその価値は十分わかるんだけど、結果的に名阪速達を全便「ひのとり」にする・・ってのは、「事実上の値上げ」という感がどうしても否めないのが、私としては珍しく近鉄特急としてすっきりしない点・・と言えましょうか。同会会員の皆さんがここをどう判断するかが見ものと言えそうです。


すみません、前置きが長くなりましたが本題。今回のJRダイヤ変更では、山手線に約50年ぶりの新駅「高輪ゲートウェイ」が誕生することも、話題の1つ。西日暮里駅は山手線で唯一「昭和時代に出来た駅」で、タカゲーは令和の新駅。平成を飛び越えちゃいましたね・・w。

しかしまあ、「奇抜だ!」「キラキラ駅名やめい!」つう声も多いですが、私は駅名自体への賛否には言及しません。まずJR東日本の立場としては「高輪」にはできない・・が本音だったんだろうと思います。「テツぼん」で仙露さんが候補に挙げた「芝浜」も、品川と発音が紛らわしいですし。

とはいえ私も、JR東日本を弁護することは出来ないですね。マズいのはそれに関して「公募」を行ったことに尽きるのではないでしょうか。公募はあくまでも「参考」とするものでしょうし、「1位を採用します」となると単なる「人気投票」になってしまい、ヘタしたら組織票・・。「それを絶対尊重せねばならない」のならば、北斗市へ<はつね>(公募2位)が走っていたかもしれませんからね・・。

ただJR東日本の場合、「そのやり方が毎度マズい」と言いますか・・。新函館北斗行<はやぶさ>は、いろんな面でイメージに合致して、結果的に正解だったと思いますし、JR東日本も「1位とかじゃなかったけど思ったより支持が多く、言われてみればちょうど空いてたしその手があったか!」って面もあったと思います。このケースは公募前から<はやぶさ>に決めていた・・とは思いません。(但しJR他社への根回しは、したと思いますが)

ただ自分が「何とも不憫だな」と思うのが、盛岡開業時から常に上位であるはずの<はつかり><みちのく>の出番が出ずじまい・・という点でしょうか。特に後者は盛岡開業時に「青森のイメージが強い」という理由で退けられているだけに、新青森開業時で上位で採用しないのなら・・。

ならばぶっちゃけ公募において「全く新しい愛称をつけたいので、<はつかり><みちのく>は採用しません」と、最初から明記すべきだったと思うんですよね。どう考えても上位に来るのはわかり切っていたんですから。ちなみにこのパターンはかつて、国鉄が東海道本線に電車特急(こだま)を走らせる際、「<富士>の愛称は避けて下さい」としていた前例があります。

JR北海道が札幌〜旭川の電車特急に新車を入れる際、同社勤務の知人から「愛称公募します。せとたかもぜひ参加を!」という話があり、岡山在住の私にまで声をかけるという現実に、JR北海道の力の入れようを感じましたし、<スーパーホワイトアロー><ライラック>という、割と定着している愛称がある中でわざわざ公募する・・てことは、「それらじゃない新しい愛称を付けたいんだな」という気持ちを感じさせましたから。

ならばもう「これしかない」てことで、速攻で「かむい」に投票したら、圧倒的1位で文句なく<スーパーカムイ>に決まったわけですが、その後<ライラック>が復活するとは思わなかったなあ・・とww。

まあ東北新幹線は結果的に<はやぶさ>で正解だったと思いますし、むしろ新青森で公募された<はやて>が虫の息・・状態なのも皮肉な気がしますが、タカゲーに関してもただでさえ「キラキラ駅名ヤダ」つう空気が多い中で「高輪」の名称を求める声が多いのはわかり切っていたと思うんですよねえ・・。ましてやそういうことを決めるようなJR東日本の幹部に、大学にも行かなかったような私のようなことしか言えん者などおらんでしょうし。

JR東日本はこれら以外にも、「国電」に代わる愛称として、公募20位の「E電」を採用したら総スカンを食らい、結局7年くらいで駅の表示から姿を消しています。もっともこのケースは、公募上位が「民電」「首都電」「東鉄」など今イチ・・つうのがあったり、それ以上に「JR」という言葉が定着してしまった・・てのがあるでしょうけど。

いずれにせよタカゲー公募の際は最低でも、「単に『高輪』『芝浜』の名称は採用しません」と、明記すべきだったと考えますし、最初からタカゲーと決めているのならわざわざ、公募などする必要なしと言うことです。

と言うのも、タイトルで「順番が違う」としたように、JR東日本は「公募130位にこの名称があった」と言ってますが、関係者の投票を疑わざるをえないというか、一般世間の目線でその駅名をひねり出すのはどだい不可能だったと思うのですよ。いわば「グローバルゲートウェイ品川」という構想は、駅名が発表されてから出た愛称・・ってことですよね。ようは何が言いたいかと言うと・・

ブルトレなんかも消えて品川の車庫が整理できた。じゃあ再開発しよう・・・名付けてグローバルゲートウェイ品川!皆さんそこに駅作るから、新しい駅名考えてもらませんか?


だったら、仮に駅名が「高輪ゲートウェイ」と発表されても、これほどの異論は起きなかったと思うんですよね。でも駅名は事実上内部で決めていて、街びらきのプロジェクト名もちゃんと決まっているのにそれを出さず、いきなり突拍子な駅名を出したから「公募の意味は何だったん?」て話になったんじゃないかなあ・・?と。


まあ長い文章の割に、言いたいことは最後の数行で収まるという、私の文章の組み立ての悪さを露呈する記事となりましたが、ツイッターでは文長に限りがあるので一度、こちらで整理させてもらいました。地元の皆さんの感情はいろいろあると思いますが、逆に私は地元の人間ではないので、採用された「高輪ゲートウェイ」という駅名そのものの賛否には、一切口を挟むものではないことは、ご承知いただきますようお願いいたします。

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