実家に帰ってごそごそしてたら懐かしいCDが出てきたので、仕事の行き帰りの相棒になってる
oasisの『BE HERE NOW』
買ったのは中学生の頃で
ロック好きの友人にを勧められて、サンパルで購入。
その友人が持っていなかったアルバムってことでこれを選択。
(ちなみに、その友人は大ヒットした前作『MORNING GLORY?』でどハマりした模様)
が、一通り聴いてみた感想が
アルバム全体的に音ががちゃがちゃしてて、んでもって長い。通しで聴くのになかなかの根性が要る、そんな1枚だったのを覚えてる。
勧めてくれた友人とも
「これははずれやわー」
と笑い合った。
ただ、聴けば聴くほどこのアルバムの良さ、惹き付けられるものを感じたのがその後。
毎回新しい音との出会いがあって、飽きさせてくれない。
間に挟む”Stand By Me”や”Don't Go Away”のバラードナンバーは間違いなく名曲。
熱を冷ましながらとことん興奮させてくれる。
ぶ厚いロックサウンド全開な分、”All Around The World”の扉が閉まった後の静けさでなんとも言えない喪失感を覚え、気付けばまたリピートしてる。
しばらくして友人と
「めちゃくちゃいいアルバムやん!」
と、これまた笑い合ったものだ。
兄弟喧嘩の末、血だらけでステージに立ったり
引っ越しがあるからとライブをすっぽかしたり
移動中バンドのメンバーが騒動&連行されて、ボーカルが一人弾き語りで演奏したり
こういう話題も惹き付けられた要因だったなー。
あのときちょっと背伸びして手に取ったCD。
まだ青かった自分と久しぶりに顔を合わせた気がする。
なーんてことを思い出しながら
ちょっぴりタイムマシン
失敗作と言われるこのアルバムを
”もう僕は50回聴いた”
ログインしてコメントを確認・投稿する