mixiユーザー(id:20132851)

2019年09月19日23:53

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電力のあり方を見直す時では?

今回の台風騒ぎで改めて思ったことは、
つくづく日本人はもう電気なしでは生きられないのだなあ、
ということ。
そして、東電をはじめとする大手電力会社には
もはや安定して電力を供給する能力が無いのではないか?
ということである。

温暖化の影響で、これから台風などによる被害は
ますます大きいものになる。
ここ数年で「観測史上初の降雨」などという言葉を
何度聞いたことだろう。
原発や火力など、一か所で大規模に発電を行い、
それを長大な送電線で日本の隅々まで送りこむ。
そんなやり方に無理がきているということを
今回の停電騒ぎは示しているのではないか?

例えば、
日当たりのよい地域では太陽光、風の強く吹く地域では風力、
その他、水力、地熱など地域の特性によった発電方法で
地域の電力を賄うことはできないだろうか。

自然エネルギーによる発電は火力などに比べ
安定性に欠けるけれども、ある地域で電力が不足したら
隣接した地域から電力を融通できるような仕組みをつくれば
今のような一部の発電施設、長大な送電線に頼る状況を
改善できるのではないか?

・・・
もちろん、そんなやり方は
地方の細かい事情を把握できない中央政府にはできないことで
地方自治体が主体となって進めなくてはいけない。
それは地方に雇用を生みだすことにもつながるだろう。
そして、
大手電力会社は、発電事業に固執せずに
こうした自然エネルギーによる電力を安定して日本中に送るための
送電事業に特化するべきだ。

ほんとうは
8年前の原発事故のときに、すぐ取り組むべきであったろう。
でも、これからも大量の電力を消費する暮らしを
続けたいのであれば、今からでも行わなくてはいけない。

それができないなら、今のように電気を使う暮らしを、
僕たちは諦めなくてはいけない。

考えてみれば、ほんの100年前まで
人間は電気など無い世界で生きてきたのだ。

■千葉県内の停電、20日から復旧する地域発表
(朝日新聞デジタル - 09月19日 17:48)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5794647
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