前の日記で、蓋を開けた状態で放置したジャンク品の修理をしました。
どんなジャンク状態か? というと、見た目結構なダメージが カセットリッドに
後、天井面の打痕による凹み
ですが、決定的なのは、電源は入るのに テープが回らない事です
原因は、キャプスタンモーター
に掛かっていたベルトのゴムが
溶けて切れてベトベトに・・・
なので、修理パーツとしての輪ゴム
を買いまして、金曜日に届きました
夜20時頃から、修理を開始します
メカ部はユニットになっていて、きれいに別物として外れます
カセットテープを受け入れる部分、カバーが付いていたのを外して、
逆さに置いています
ヘッド部分を床面側から見た状態(逆さに置きなので、写真は上から撮影)
リバースデッキなので
ヘッドが半回転するギヤが付いています、キャプスタンモータの付いた板を外します
モーターの電源ラインが邪魔なので、半田を溶かして外しました。
この後は、溶けてこびり付いたゴムを綺麗に取って、アルコールで洗浄します
フライホイールも綺麗になりました
ゴムを組み込んで 組み立て
どの長さが良いか? 解らなかったので、一番長いのを試しに組んでみましょう
とりあえずフライホイール2個と、モーター軸にベルトが掛かり仮組み立て
仮に本体に組み込んだ状態で、通電・試運転します 正転方向は正常に動きますが
逆回転方向はキャプスタンの回転方向が逆になっていないため、動きません(笑)
モーターさんが逆回転に切り替わってくれるとか? (笑)しないとダメ????
ここらで、金曜夜の22時半頃(笑)
解決方法が解らなかったので、同社AKAIのリバースデッキR55を持ってきて
ばらして、キャプスタンモータのベルトの付け方を確認しました。
ベルトの掛け方が違っていました。 いやーー中々複雑な掛け方ですねぇ
仮組みしてあった、R3500をもう一回ばらして、モーター周りも組みなおします
全部組み立て終了したのは
日付が変わる頃でした
今朝、音出しが出来る時間になってから、動作確認したところ、バッチリ治って
往復共に再生出来て、自動リバース動作もしました。 よかよか
翌朝、2台のデッキを比較、1984年製 AKAIが元気だった頃のGX-R55(64800円)
と、左前になって三菱電機に助けてもらってた1989年頃の GX-R3500(59800円)
ちょっと悪戯して、色違いで2台あるR55の、カセットリッドを交換してパンダww
ちなみにR55の方が、中身は良い
メカパーツも電気部品もずっと良い
のですが、見た目重視でメーカーロゴが別部品で金色とか、
ケースが大きくて中はスカスカとか、フロントパネルが金属製になっている、など
どうにかして印象良くして、売りたい(断末魔の叫びのような・・・)のが、
良くわかるこの2台の分解比較なのでした。
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