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2020年06月06日02:44

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猫の緊急帝王切開手術

いつもは、交配日から割り出し帝王切開の日程を決める。

妊娠期間が65日なので、60日頃の手術。

ところが今回のルーちゃんの手術は、予約していたが不発だった。
その後、ナルトと一緒にするも、一降に気配がない。
2週間ほど様子を見たが、抱き合って寝てるので諦めた。
ところが1週間ほどして、「大きくなってる?」と思ったので、近くのお医者さんに連れて行った。レントゲン・超音波を当てて胎児の大きさを測る。いくら何でもできるやろ。
結果、3頭確認でき、1頭はなくなってる。

ということで、最短3日後の手術を予約。
そして今日。
助手をしてくれと言わてたので、生まれてきた子のお世話を引き受けてた。

12時に行って、超音波。
残念ながら、もう1頭無くなってる。
「あと5分で始めます」と言ってから15分以上
12時半から、麻酔。

詳しくは知らないが、今までのお医者さんは、胎児に麻酔が回らないように準備をしてから鎮静→開腹→胎児を取り出した途端麻酔→ゆっくり閉腹
のはずだった。

事前にそのことを聞いたら、「今はそのやり方はしないですねー。昔の先生ならいざ知らず」はいはい。お任せします。

ところがいきなりの麻酔(プロポホール)
そして、リドカインを使っての挿管。
「ケタミンは手に入らないので・・・」とのこと。

麻酔を打ってから・・・横で見てても時間がかかりすぎる。
まあ、致し方がない。最後まで、おだててやってもらおう。

挿管、早い!すごいですねー!と持ち上げる。
話し好きの先生なのは良いが、お願い、手も動かせて。

無くなった2頭は、1頭は溶けて1頭はそのまま残ってた。
へその緒を切るまで、時間がかかりすぎる。
やっと切ってもらえると思ったら、
「この機械は、こうみえて高いんですよー。焼き切るのと一緒にくっつけてしまうんです」「へーすごいですねー!」「そうなんですよ、かるく300万はするんでねー云々」
(そんなことどーでも良いから、早くしてくれ!説明してる時間、糸なら終わってる)
やっと手渡された赤ちゃんは、呼吸がない。
いつものように一生懸命人工呼吸に、全身摩擦。
それでも呼吸が始まらないので、思いっきり振る!
舌は出てきた。それでも浅い。
摩擦しながら、人工呼吸に、心臓マッサージ。
お風呂に入れる事が無いとかで、
ポットのお湯を使ってくれと言うのでやってみたが、とても間に合わない。
トリミング室に行ってお湯をもらう。
やや熱めのお風呂に入れたら、呼吸が深くなってきた。
摩擦しながら、人工呼吸に心臓マッサージ。
「先生、こういう状況は経験無いので、どうしたら良いんですか〜?」と聞いたら、お腹が開いたままのルーちゃんそっちのけで、血だらけの手で赤ちゃんをもみ始めた。
「や、やります!先生そっちをお願いします」と言って赤ちゃんを引き取る。

このとき気がついた。
この先生、初めての経験だ・・・
段々と呼吸が落ちついてきたので、とりあえずブドウ糖を0.5cc遺漏する。
しかし赤ちゃんはぐったりしたまま。
たまにゆっくり動くが、鳴くことすらない。
どんどん摩擦をする。
冷たくなってきたので、手で直接暖める。
「ドライヤーで、暖めましょうか?」
「いえ、大丈夫ですよ。先生、手が空いたら心音を確認したやってもらえます?元気がないので」

閉腹手術を終え、聴診してもらう。
「大丈夫、心臓はしっかりしてます!」
と、ルーちゃんが震えだし、暴れだした。
「あれ?もう覚めた?」
まだ、挿管抜いてないし。手足くくったままだし。

なんとか、キャリーに収まったルーちゃん。パニックでゴンゴンぶつかってる。
こんなの見るの初めてで少し怖くなった。
いつもの先生は、こんなことが無い。

「いつもは違うんですか?」
「産まれたら、すぐ、ピーピー鳴き出して、おっぱいを探して這い回り、吸い付くまで泣いてます。先生はいつもこんなに長い時間、マッサージするんですか?」
「3・40分ぐらいかなー、いつも犬の時はそんなモンなんで」(やっぱり始めてやん!)
マッサージしてるとやっと、バタバタ手足を動かし出した。
「そんなにすぐ泣くんですか?」
「羊膜やぶって、顔を拭いて呼吸が始まるとすぐ泣き出します」
「じゃ。」と酸素吸入。その間にペットボトルにお湯をもらい、保温準備をしてたら
やっと泣き出した。

早く暖めてやりたいので、早々に引き上げよう。
箱にタオルを敷き詰めてタオルにくるんだペットボトルを入れ、その横に赤ちゃんを寝かせて、冷えないようにタオルをかぶせる。
段々と、落ちついてきた。
しかし、元気がない。

早々に、支払いを済ませて家に帰る。(14:30頃)
今日はいつもの先生が、イベルメクチンの注射に来てくれてるはずなので、先生に聞いてみよう。
と思ったら、来てない。
ルーちゃんを産室にいれ、赤ちゃんは保温できてるので先生に電話。
「あれー?今日だったっけー?」
んー、昨日電話をしなかった、私が悪かった。
一応、状況を説明して、対処方法を教えてもらおうと思ったが、「すぐに覚めるでしょ。じゃなきゃ他にどこか異常があるかも」
でた!いつもの「他にどこか」
ルーちゃんは痛くて子育てができないので、哺乳後、一人っ子のモモちゃんに託す。
15:00 1cc ちゃんと世話をしてくれてる。
16:00 1cc 哺乳 まだぐっらりしてる。
17:00 1.5cc哺乳

18:00 自分から2cc飲んでくれた!腹減ったーと鳴いてくれた。これで一安心。
20:00 同じく4cc
22:00 同じく4cc
01:00 3ccで飲むのを辞めたのを、ちょっと入れたら鼻から出てきた。
    ごめんなさい。
この調子で、飲んでくれるのなら、ルーちゃんと一緒にしても良さそう。
体重も、7g増えました。
ちゃんとおしっこも出て居ます。
でも、まだ自力哺乳はできないようです。

次は3時の哺乳まで、記録としてこの日記を書いてます。

ヤキトリオヤジさんの話を聞いて、すぐに手続きした「持続化給付金」10日で振り込まれていた。
ヤキトリオヤジさんありがとう!
これを資本に、もっと安定した経営を目指そう。

オイル漏れの始まったアルファード、買い換えたいなー。
と、懲りないやつです。


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