仕事相手が、若い女性である。パワフルでエネルギッシュな方だ。
でも、当方からの確認事項に対して、自身の経験不足を責め立てられているように思うことがあるらしい。そうして関係がこじれて、私の前任にあたる者が更迭された、らしい。
若くして責任の重い立場に立たされたゆえなのだろう。なにしろ、20代半ばで、直属の上司は副大臣、何百億円のプロジェクトの責任者だ。
直接会って、話すと感じが良いが、メールやメッセージでのやりとりは要注意だ。
仕事のやりとりもメールよりも、SNSがよく使われている。
グループチャットで質問し、回答に対して、追加で質問したところ、既に合意したことであり、それを蒸し返すのはプロジェクトを遅延させようという意図かとの返事で、怒らせてしまった。
仕方ないので、個人にあててメッセージを送る。
私はあなたの側にいる、こちらの仕組みや合意の経緯を知らないために確認していることなので、協力して欲しい。
なだめ、敬意を表し、誤解されないように校正して、私の思いを綴る。うっかりすると「愛している」と書きそうになる。
なんとか誤解が解けたようで、クビにならずに済んだようだ。
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