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2019年10月21日12:29

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大木毅著『独ソ戦 −絶滅戦争の惨禍』を読んだ!

第2次世界大戦におけるナチスドイツとソ連赤軍の戦い「独ソ戦」は、人類史上最大の犠牲者を出した戦争であった。戦闘員、民間人を含めてソ連側2,700万人、ドイツ側830万人と推計されている。ドイツ側は西部戦線での死者を含む。因みに、太平洋戦争における日本の犠牲者は、民間人を含め310万人である。「独ソ戦」は第2次世界大戦の核心であり、それから学び得ることは多いという。ナチスドイツの目論む独ソ戦は、<敵>と定められた者(ユダヤ、スラブ人)の生命を組織的に奪っていく「絶滅戦争」を意図したものであったという。戦争の怖さを改めて思い知らされる。

著者大木毅は1961年、生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学(ドイツ現代史、国際政治史)。防衛省防衛研究所講師、陸上自衛隊幹部学校講師を経て、現在、著述業。『ドイツ軍事史』(作品社、2016)、『砂漠の狐 ロンメル』(角川新書、2019)などの著書がある。

独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書)
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