さらば、名優。

俳優のショーン・コネリーさんが亡くなりました。90歳でした。
この方を認識したのは、それまで(当時の自分認識で)007を演じていた
ロジャームーアでなく、「ネバーセイ・ネバーアゲイン」のポスターを
見た時に「代替わりしたの？」と思った時だったでしょうか(ややこしい事情で、
そうなってたみたいですがｗ)。
007当時の若く精悍な感じから、後に渋みのある名俳優となるまで、
とにかく活躍されていた印象しかありません。
高校の時に世界史の授業で先生が「薔薇の名前」を見せてくれた時にも
この方は出演していましたが、自分的に印象に残っているのは、
「ロビンフッド」のラストシーンで、リチャードI世として出てきた時でした。
「アンタッチャブル」で共演したケビン・コスナーとの関係も考えると、
あのシーンはすごく感動したし、まさしくリチャード王のような威厳を
感じさせてくれる様は、適役だったと言えましょう(他に考えられない位に）。
虫の報せってワケじゃないと思うけど、昨日「ハリポタに出演してて、
亡くなっている俳優」のネット記事を見て、アラン・リックマンに
思いを馳せてた時、なぜかこの方を思い出して「いつまでもコネリーの
演技を見られるワケじゃないんだよなぁ」なんて思ったりしていたので、
今回の報には驚きました(たまたまだと思うが、11月3日に午後ロードで
流れる予定の「レッドオクトーバーを追え！」が追悼放送になってしまう
なぁ）。
まだまだ、この方の作品を見たかったですが、残念です。
合掌。