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2021年03月13日20:44

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駅弁は食べる

駅弁は価格帯としては高いものが多いですね
呟きなどをざっくり眺めていると、まぁ、駅弁は高い、企業努力をしていない、暴利をむさぼっているなどのものがちらほらあるのを見るとちょっと嫌になります

高いのは高いなりの理由があって、安く出来るなら既にやってるとおもうんですね
安くない=暴利をむさぼっている的な発想は非常に貧しい考え方ですよね

Googleで「なぜ駅弁は高い」と検索するだけで、いくつか結果がでますが、それすらやらないのは、短絡思考のひとびとが増えているという状況かなとおもったりします

さて、地方の衰退、鉄道の高速化により1日での移動範囲の延長、高速道路やバイパス、道路の改善と車の技術の発達による道路へのシフト。

これら色々な理由もあって駅弁を作って売っている企業は随分淘汰されたんじゃないかとおもうんですね

そして、コロナ渦によって更に鉄道が苦境に立たされ、駅弁が売れなくなっている
ということですよね。

今日、ちょっと所有があって広島〜小倉まで車で走ったんですね
全線高速道路を走り通しても3時間もあれば着くんです
今回は全行程の3分の2は山陽自動車道、それ以外は国道2号線の一般道でした
徳山東ICで高速をおりてあとは小倉まで一般道を走ったのですが、高架化していたり、
昔曲がりくねった坂道のどうろが広く真っ直ぐになっていたり、ずどんと山を抜いて谷間は高架で直線になってたりしています

昔の峠付近にあったドライブインの廃墟だったり、連れ込みホテルの廃墟を見かけるにあたって、昔は道路も悪く狭く曲がりくねって遠回りしていたから、こういった休憩所は需用があったんじゃないかと思うんです

たった20年まえより随分早く走りぬけましたし、さほど疲れずにはしれた事を思えば
例えば昭和40年代〜60年代のもっと以前のころより土木工事の技術が上がり道路が広く真っ直ぐになって、車も性能が上がりスピードが増して急坂を普通に走れるようになったということでしょう

広島県の山の中に帝釈峡という観光地があります
ここも旅館やホテルの廃墟がゴロゴロあります、これもまた同じ道路と車の改善で
日帰りで簡単に行けるようになってしまったから、営業できる宿泊業の需用がなくなったという原因もあるんじゃないかとおもっています

昔は車で行くには凄く辛いが鉄道でなら楽に行ける…いや、車を所有すること自体ハードルが高い時代なら、ディスカバリージャパンなどの旅行ブームで多くの日本人が山奥の観光地まで鉄道でわんさか行っていたと推測されます

そんな時代の鉄道も今の通勤電車以下の速度の電車で移動していたわけで、鉄道の旅といえ駅弁を買って電車内で食べないとやってられない時代だったとおもうんです

いまや、新幹線で広島〜大阪まで簡単に言えば3時間ですよ
駅弁食べるより梅田か新大阪で何か食べようかって話になりますよ
そりゃぁね、広島ー梅田を全線各駅停車で行くならもう大まかに言えば5〜6時間くらいかかりますって。

昔、高校生の時分 各駅停車で広島〜京都まで8時間かけて行きましたよ
8時間かかるとなると飲まず食わずって訳にはいきませんよね

今、残ってる駅弁も淘汰されたあとの状況だということですね
そして追い打ちでコロナ渦にやられているということですね

駅弁の時代も終わろうとしてるのかもしれませんね


■老舗駅弁店による「決死のSOS」が話題に 駅弁文化を守る想いを直撃
(しらべぇ - 03月13日 16:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=6444695
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