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2019年12月09日23:07

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ウッカリ寄付も出来ない「公平」

なぜ捨てる、寄付をしろという話は確かに「まっとうな」話なんですがね

税金で買ったものだから、たとえば「おむつ」だからといって、安易に保育園などの施設に寄付をする、おむつが欲しい区民に公募したうえ抽選で配布するなど色々ありそうですが
屁理屈をこねる人間は必ず存在します

確かに自分はおむつなど要らないが道義的に言って自分の納税分も含まれているからそれを一部の施設なり個人に還元するのはおかしい …のような不平等である方向でねじ込むアレな人間は間違い無く存在するはずです。

あるいはそんな人間はいなくとも?、区民から集めた税金で購入したものを、確かにおむつなど必要としない人に渡しても仕方ないが、必要といえど一部の個人や施設に還元するのは平等では無いと、のたまう公務員的な思考があったとは言えないでしょうか?

勿体ないがそれなら誰にも渡さず破棄するのが妥当だと考えたとしてもおかしくはありません
破棄費用も税金から支出されていますから、あるいみ誰も得はしていないわけですね
公平に損をしただけです。

これは井出留美さんという食品ジャーナリストのお話し

https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20180416-00084040/

1、「平等」が基本、でも融通をきかせて
東日本大震災の発生時、行政の方は「平等」を原則に動いていらっしゃったが、それが逆に足かせになることがあった。せっかく支援物資を持って来ても、避難所の人数に若干不足していると「平等に配れないから配らない」ということで放置され、次に来た時には食べ物が傷んで食べられなくなってしまっている・・・という事態があった。子どもや年配の方など、食の細い方には量を少なくする(半分ずつ)など、融通をきかせて頂けるとありがたいと思う。


https://www.plapple.jp/jiji-blog/3617/

井出:それが、人数にぴったり合う数ではなくて、若干欠ける数だったんですね。で、それが、ずっと放置されていて、またそこにいったらば、それがダメになっていたっていう…。
久米:つまり、ピッタリじゃないと配らない、というわけですね。ピッタリ以上じゃないと配らない。

井出:そうですね。平等じゃないから配らないとか。さらに「おかしいな」と思ったのは、同じ食品なのにメーカーが違うから平等じゃないから配らない、とか。


あの非常事態の状況でも「公務員」は平等でなければ実施しないという思考から脱却できていません。
このあたりを勘案すれば、破棄する方向に公務員が考えるであろうということは容易に想像出来ますね。

どこかに寄付したことによって、区民から不公平であると苦情が来た時に誰が責任をどうとるのか?
という事になれば、誰もその責任はとりたくは無いという発想なのかも知れません

でも、勿体ないという観点からみれば破棄するのはおかしいと誰しも思う事なんです

でも、それは出来ないのが今の日本の「空気」なんじゃないでしょうか?




■品川区の備蓄おむつ、廃棄のはずが転売 フリマアプリで
(朝日新聞デジタル - 12月09日 18:34)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5895399
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