そのひねりはいるの？

コンビニの24時間営業にたいする賛否のコラムだったと思って読んでいくと

そこで、今回は「あなたは今の働き方に満足していますか？」というテーマでもTwitterアンケートを実施しました。

文中のこのひねりはいるのかなというほど唐突に文章の流れを切り換えておいて
文末に

コンビニの24時間営業に関して、REINAさんは「もはやビジネスモデル…

と文章の流れを戻して
REINAさんが「国全体で働き方を議論していく必要がある」と主張したと結ぶ。

番組の流れがこうだったのだからこういったコラムになってしまってるのでしょうけど
「24時間営業について」　だけで深く掘り下げればいいのにとも、このコラムを読んでて思います。

出演者のREINAさんも仕方ないと思うんですよ
例えばこの人が「こうすればいい」「ああすればいい」と言ったところで何も変わらないし、これが大正解って発案も出ないのは間違い無いことですね
だれに振られても結局はみんなで話し合いましょうという学級会並の結論コメントになってしまうのは。

この人がというつもりはないのですが、コメンテータがよく使いそうな「国全体で議論」って言葉なんですよね。

一度だって国全体で議論し結果が出た事なんてないのも事実なんです
そもそも「クニ」という抽象的な表現です。「クニ」という生物はもちろんいませんし
「クニ」には意識や主張はありません
国民全員で議論すると言っても、国民がどっかの場所に一堂に会して意見を言う場があったとして（物理的には不可能ですが）意見がまとまることはこれまた絶対にありません

では、あらかじめ選挙で選ばれて居る政治家が…早い話国会で決定を出したうえで
コンビニ各社や24時間営業をする企業に「命令」を出すという図式は客観的に見れば
それはなんか中国や北朝鮮ぽい国家体系がちらついてなにか気持ち悪いきがします

結局はクニ全体で話しあって…ってのは逃げなんでしょうね。
じゃぁ、お前はこの番組に出てナニカ気の利いた回答が出るのかといえば、絶対に出ません。
出ても、結局はその企業がそれぞれの経営方針でやることだし…とお茶を濁すのが精一杯かもしれません
或いは、24時間営業のコンビニが登場する以前から夜勤も夜のお仕事も存在してたんだから24時間営業の店がなければ無いなりの対処をしますよ。
なんて面白みの片鱗もないことを言うかもしれません


車で走って1時間のエリアにコンビニなど24時間営業の店が一軒もないエリアの住人にコンビニの24時間営業の是非を集めたらもっと違った回答が出てきそうですよね…など、混ぜっ返す事を言ってみるのもオツかもしれません




この番組としてこの意見を採択します　という趣向で強引にまとめるとかすれば良いのにとも思いますけどね

ワイドショーの司会がみのもんた氏や宮根誠司氏、辛坊治郎氏がそれぞれ癖のある自分の意見や感想を振り回し番組をやってるから、視聴者は見のだと思うんです
勿論、癖が強いから好き嫌いが大きく別れ「みのもんたは嫌いだ」「宮根はいけすかない」などの強力な嫌悪を示す人も出てくるんですが

では、公平にどっちつかずで歯切れの悪い人がワイドショーでグダグダやってて、
見て面白いのかという疑問はあります
どんな案件も結局「国全体で議論」でまとめてしまう人が番組やってたら視聴率はだださがりだとも思います。

老人の車の運転が…「国全体で議論」ですね
年金の問題が…「国全体で議論」ですね
認知症の介護問題が…「国全体で議論」ですね
非正規労働者の問題が…「国全体で議論」ですね

もう速攻テレビの電源を切る自信しかありません



この番組のデレクターはなんでお題をこれに絞ったんでしょうか？

■「コンビニ時短営業」に賛否両論…「24時間営業」は今のビジネスモデルじゃない!?
(TOKYO FM + - 11月18日 20:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=5869204