mixiユーザー(id:19565687)

2019年06月16日14:15

256 view

二番煎じ??

あれ?どこかで最近興味をもって読んだ内容だなと、Evernoteのクリップをあさってみたらあった。

「2019年5月23日 7時0分 NEWSポストセブン」
の記事。
http://news.livedoor.com/article/detail/16502032/

mixi採用のビジネスジャーナルの記事は取材不足かニュースポストセブンのパクリの要素すら疑わせます。

読み比べると本当によく似てませんか?
ポストセブンの記事を省略して書き換えればこんな感じになりそうですけど。

ところでニュースポストセブンの方の記事で「、町のパン屋でもイーストフードや乳化剤は普通に使われている。確実に口にしないためには、パンを手作りするほかない 」
ともこのライターは書いているけど、確かにそうですね。
トングで選んでレジに持っていく焼きたてパンに表示はありません。
店頭に当店のパンにはイーストフードなどの添加物は一切使っていませんとの表示があれば別ですけど、その表示が無い場合は、何を使って出来ているのかの表示すらない訳ですから逆に分からないといえますね。







引用してみましょう

 製パン最大手の山崎製パンが、今年3月26日、自社のウェブサイト上に〈「イーストフード、乳化剤不使用」等の強調表示について〉と題したページを公開した。当初は大きな話題になることはなかったが、そのページの存在が知られるにつれ、業界がざわついている。
【写真】「添加物を使っていない」との表示がなぜ問題なのか
 どんな内容かを紹介する前に、「イーストフード」「乳化剤」について説明しておこう。これらはパン作りに使われる食品添加物である。
 イーストフードは文字通り、“イースト菌(酵母)の食べ物”で、イースト菌によるパン生地の発酵を促し、ふっくらしたパンを作るために使う。消費者庁の基準では、塩化アンモニウムや硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、リン酸三カルシウムの他、計18種類の物質を総称してイーストフードと呼ぶことを認めている。乳化剤はパン生地の保水性を高めて柔らかさを保つために使われるもので、こちらも同様に、グリセリン脂肪酸エステルや卵黄レシチンなど25種類を総称して乳化剤と呼ぶ。
 この「イーストフード」と「乳化剤」をネットでキーワード検索すれば、「危険な毒物」だとして、これらが原材料に使われているパンは買うな、食べるなと警告を発するサイトがずらりと出てくる。一部の消費者には忌み嫌われている物質のようである。
 山崎製パンがウェブサイトで主張した骨子の一つは“イーストフードも乳化剤も危険なものではない”ということだ。
 ところが、スーパーのパン売り場を見てみると、敷島製パン(パスコ)やフジパン、神戸屋、タカキベーカリーの商品で、「イーストフード・乳化剤不使用」といった文言がパッケージで確認できた。イーストフード・乳化剤を使っていないのだから、原材料名の表示欄には当然、これらの名称は載っていないが、別のスペースでわざわざ強調して「不使用」を謳っているのである。
 前述した危険性を指摘するサイトなどでは、そうした「イーストフード・乳化剤を使用していないパン」を選ぶことが推奨されている。
 では、山崎製パンは当該ページで何を伝えようとしているのか。詳細を見てみよう。
 同社は、他の製パン会社の「イーストフード・乳化剤不使用」を謳うパンの成分を同社中央研究所で分析したところ、〈イーストフードや乳化剤と同等同質、あるいは同一の機能を有する代替物質を使用して製造された食パンや菓子パンであり、添加物表示義務は回避できますが、実際はイーストフードや乳化剤を使用して製造された食パンや菓子パンと何ら差のあるものではありません〉(山崎製パン公式ウェブサイトより)との結論に至ったという。
 同社が指摘する添加物表示義務を回避する技術とは、たとえば、イーストフードと同じ成分を含む天然物のドロマイト(炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムを含む物質)を使い、原材料名の欄に「ドロマイト」と表示して、イーストフードの表記を避けるといった方法があるという。乳化剤についても、製造過程において原料の脂質に脂質分解酵素を混ぜて反応させ、乳化剤の一つであるグリセリン脂肪酸エステルを生成させることで、乳化剤の表記を避けるといった「技術」があると指摘している。さらに詳細を知りたい人は、当該ページで解説されているので、そちらをご確認いただきたい。
 そのうえで山崎製パンは、他社が「同等同質、あるいは同一の機能を有する代替物質」を使っておきながら、「イーストフード・乳化剤の不使用」を強調するのは、〈安全性が国際的に公認され広く使われているイーストフードや乳化剤に何か問題があり、「不使用」強調表示がされている食パンや菓子パンが、食品安全面、健康面で、あたかも優位性がある商品のように誤認される恐れがあり、適切な表示とは言えません〉(山崎製パン公式ウェブサイトより)と訴えている。
 しかし、ライバル社であっても直接的な批判は避けがちな日本の企業風土で、今回のような他社製品の表記にクレームをつけるケースは、非常に珍しい。
 分析結果をもとに他社を批判するという、踏み込んだ対応に至った経緯について、山崎製パンに尋ねた。
◆「なぜ使用をやめないのか」と消費者からクレーム
「イーストフード・乳化剤不使用と表示した商品が出てきたのは20年ほど前からで、他社さんのことですし、当初は静観していました。しかし、ここ数年、不使用表示の商品が増えるとともに、日本パン公正取引協議会で実施している消費者モニターによる表示に関する検査会でも、毎回のようにイーストフードや乳化剤に関する質問が出るようになり、弊社のお客様相談室にも『体に悪いものではないのか』『なぜ使用をやめないのか』といったご意見が寄せられるようになりました。丁寧にお答えはしているのですが、これはお客様に誤認を与える表示で、業界として考えるべき課題ではないかと考えました」(同社社長室執行役員社長室長・佐藤健司氏)
 実はこの強調表示の件は、業界内では以前から問題視されていて、今年1月から業界21社が加盟する「日本パン工業会」で表示に関する議論が始まっているという。
「そうした流れの中で、弊社としての考え方を示す必要があると考え、ホームページ上で分析結果を公開しました。代替技術による製法や、原材料名の表示にイーストフードや乳化剤を入れないことを否定しているのではありません。不使用の強調表示を問題視しています。ただ、他社の方から“けんか腰ではないか”とお叱りを受け、少し反省しています(笑)」(前出・佐藤氏)
 ところで、この山崎製パンの分析や主張は正しいのだろうか。食品の安全に関する著書が多数ある科学ジャーナリストの松永和紀氏に訊いた。
「他社製品の分析ですので、そのまま鵜呑みにはできません。山崎製パンの中央研究所は研究開発力の高さに定評がありますが、できあがった製品を分析して何が入っているかを特定するのは非常に難しく、公開されている分析結果の正誤は私には判断できません。
 ただ、この分析が間違っていたら、不使用表示をしている同業他社が反論するはずです。他社の反応を見る限り、山崎製パンの分析は正しいのではないかと思います」
 そこで、実際に同業他社に確認してみた。
◆フジパンも「イーストフード・乳化剤は安全です」
 業界2位の敷島製パン(パスコ)は、食パンの「超熟」で、成分表示以外の場所に〈イーストフード・乳化剤は使っておりません〉と表記している。それ以外にも、公式ウェブサイトの商品紹介のページで、〈超熟のさらなるおいしさを追求するため、イーストフードと乳化剤をなくすことにチャレンジ〉と謳っている。イーストフードや乳化剤の安全性に問題はないが、“さらなるおいしさを追求するため”に使用をやめたとしている。他のほとんどの商品でイーストフードや乳化剤は使われているので、さすがに安全性に問題があるとは言っていない。
 敷島製パンに、山崎製パンの指摘は事実なのか、また、今後「不使用」表示を見直す予定はあるかを尋ねたところ、文書で「本件に関しましては、日本パン工業会で検討されている問題であり、現時点で、工業会の会員である弊社から個別に回答をいたしかねます」(同社・総務部広報室)との回答があった。
 業界3位のフジパンも、食パン「本仕込み」や「ネオバターロール」で「イーストフード・乳化剤は使用しておりません」と表示している。同様の質問をしたところ、文書で「イーストフード・乳化剤は安全な添加物です。強調表示をすることは、不使用商品が、使用している商品より安全面・健康面で優れている、また健康に良いと誤解される恐れがあると考えます」(同社マーケティング部)との回答があった。誤解が起きやすいことを認めつつ、不使用表示については「今後やめてまいります」(同前)とのこと。山崎製パンの指摘を認めたと捉えていいだろう。
 不使用表示の商品を開発し、こういう表示をした経緯について、同社は「消費者ニーズを考慮し、対応可能な商品について取組みを実施し、包装紙へわかりやすく表記しておりました」(同前)と、「消費者ニーズ」に応えたためと回答している。
 他の製パン会社からも、山崎製パンに対する反論は特に表立っては出ていない。
 前述した“食品添加物が危ない” と主張するサイトなどでは、これまでイーストフード・乳化剤不使用を理由に、「超熟」や「本仕込み」などがもてはやされ、一方で最大手の山崎製パンはサンドバッグのように叩かれていたが、実は商品そのものにそんなに差がなかったと考えられる。
 イーストフード・乳化剤がこれほど忌み嫌われていたら、表示を回避したくなる気持ちは理解できないわけではない。何の意味もないのに代替技術を開発せざるをえなかった技術者には同情さえする。
 今まで「不使用」の商品を選んで買ってきた消費者は「騙された!」と怒るかもしれない。しかし、それらのパンを食べ続けて健康被害を受けた人などいないはずである。大切なのは消費者自身が科学的根拠のない情報に惑わされず、正しい知識をベースに商品を選ぶことではないか。
●取材・文/清水典之(フリーライター)






■山崎製パン、「イーストフード・乳化剤不使用」表記に異議…「添加物=悪」見直し機運も
(Business Journal - 06月16日 08:11)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=175&from=diary&id=5665319

で、同様の記事でニュースポストセブンはもう少し斬り込んでいます

「添加物避けたい」が逆に大きなリスクを呼び込むことも(2019.05.25)
https://www.news-postseven.com/archives/20190525_1375717.html

山崎製パンが他社の「イーストフード・乳化剤不使用」を謳う商品の成分を分析して、「実際はイーストフードや乳化剤と同等同質、あるいは同一の機能を有する代替物質を使用して製造されたもの」だと公表したことが話題になっている。だが、食品添加物の表示を避けるために、製パン各社のような手法が使われることは実はよくある。

 食品の安全に詳しい科学ジャーナリストの松永和紀氏の著書『効かない健康食品 危ない自然・天然』(光文社新書)にはこんな事例が載っている。

 食品添加物反対派だった生協(CO-OP(コープ)。消費生活協同組合)はかつて、肉の発色を良くする「発色剤(亜硝酸塩)」には発がん性があるとして、不使用を謳ったハムやソーセージを売っていた。そういった商品の中には、発色剤の代わりに岩塩が使われているものもあった。実は岩塩には亜硝酸塩が含まれていた。原材料名の表示は「岩塩」となり、添加物としての「亜硝酸塩」の名は消えたが、実際は亜硝酸塩を使っているのと同じだったのだ。

 そもそも野菜には硝酸塩が多量に含まれており、食べるとその一部が体内で亜硝酸に変わる。亜硝酸の摂取量は、野菜からのほうがハムやソーセージの添加物で摂取する量よりはるかに多いと見られる。ハムやソーセージに添加物として使わなかったとしても、亜硝酸の摂取は避けられないのである。ハムやソーセージに添加される亜硝酸塩にはボツリヌス菌の増殖を抑える効果もある。

「今では生協も、亜硝酸塩を使ったハムやソーセージを扱っていますし、発色が悪くなりますが、亜硝酸塩も岩塩も使わず、厳しい衛生管理で細菌の増殖を抑えた製品も売っています。私は生協に呼ばれて食品添加物に関する講演をすることがよくありますが、昔に比べるとはるかに勉強されていて、生協は進化しているなと思います」(松永氏)

 より安全な食品を求めて添加物を避けたいという気持ちは理解できるが、小さなリスクを無理して避けると、逆に大きなリスクを呼び込んでしまいかねない。無理して亜硝酸塩を避けようとしたら、野菜を摂らないようにしなければならず、不健康な食生活になって、さまざまな病気のリスクを高めることになる。

 イーストフード、乳化剤にしても、大手メーカーのパンは安価で日持ちすることが求められるため、そもそも添加物の使用は必要不可欠なものである。成分表示を避けようとしたら、同等同質もしくは代替の物質を使わざるを得ない。それが嫌なら町のベーカリーで買えば良い、と言いたいところだが、町のパン屋でもイーストフードや乳化剤は普通に使われている。確実に口にしないためには、パンを手作りするほかない。

それにしても、なぜイーストフードと乳化剤はここまで嫌われるようになったのか。

 起源を探ってみると、今から40年ほど前の1982年に発行された『これだけは知っておきたい 危ない食品1000種』(郡司篤孝著)という本があり、一番目に採り上げていたのが「食パン」だった。当時は大気汚染などの公害が社会問題になっていた時代だったからか、表現が激烈で、大手メーカーのパンについて、〈私も、使用している食品添加物の有害性からみて『豚も食わないパン』とか『毒パン』とか、何度も書いてきた〉などという記述がある。何度も書いたそうだ。

 さらに、1999年に発行された『買ってはいけない』(週刊金曜日編集部)でも、なんと一番最初の項目は「ヤマザキのクリームパン」である。イーストフードを使ったパンは〈安全性に問題がある〉とし、イーストフードの1つである塩化アンモニウムは〈イヌに6〜8g経口投与すると1時間以内に死んでしまう〉と書かれている。だが、塩化アンモニウムの半数致死量(投与されるとラットの半数が死ぬ量)は体重1kg当たり1.65gで、体重70kgの人なら115.5gとなる。クリームパン1個の重さは100g前後である。

 こうした書籍に欠けているのは「量の概念」である。水だって致死量は存在する。どんな物質でも大量に摂取すれば毒になるので、いくらでも「これは毒物だ」と書くことができる。ある一定の量を超えると毒になるから、どこまでなら安全かを研究して、かなりのマージンを取ったうえで厚生労働省が制限を設けているのである。

「微量であっても、長年の間に体内に蓄積され、がんを発症する」といった言説も見受けられるが、それこそ半世紀も前から「食品添加物でがんになる」と騒がれ、こういった書籍が“問題がある”と指摘した食品を日本人は食べ続けながら、1980年に76歳だった平均寿命は2016年には84歳にまで伸びている。そんなに危険なものなら、子供の頃から食パンだけでなく、インスタントラーメンやスナック菓子などさまざまな加工食品を食べ続けてきた50代、60代が、今バタバタ死んでいき、平均寿命が下がっていてもおかしくないが、現実は逆である。

●取材・文/清水典之(フリーライター)



あと、日持ちしないということはですよ…流通にのせてる訳ですから食品廃棄はどうなってるのかという問題はありますね

政府広報オンライン
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201303/4.html

食品メーカーや卸、小売店では、いわゆる3分の1ルール(※1)などでメーカーなどに返品される食品や欠品を避けるために保有し期限を超えた在庫などが該当しますが、これらは品質上、まったく問題なく食べられるものです


「食品ロス」の一因は「3分の1ルール」 日本の悪しき習慣とは?
https://dot.asahi.com/wa/2017032300091.html?page=1

“3分の1ルール”とは、賞味期限の3分の1までを小売店への納品期限、次の3分の1までを消費者への販売期限とする業界の商慣習だ。たとえば、賞味期間が6カ月の食品ならば、製造してから2カ月以内に小売店に納品しなければならず、次の2カ月のうちに消費者に売らなければならない。その期限を過ぎると、返品や廃棄処分となる。


食品企業に返品された商品はというと当然再出荷は不可能ですから廃棄されます。
当然、商品にもロスが発生することは織り込み済でその分商品の卸値に上乗せされているはずです。

さて、敷島パンだろうとフジパンだろうと流通にのせ廃棄されているモノが沢山あるはずですから、廃棄する損失分も料金に上乗せされているはずです

消費期限が短いと言うことはその分ロスも大きい、廃棄分の上乗せわ考えるとどうなんでしょうね?
街のパン屋さんは表示なんか無い…とすれば、自分で手作りする以外は選択肢はなくなる気がするんですけど。


最後に舘は山崎製パンの添加物云々のあれは目にしたことがありますが、気にしたことはありませんし、普通に山崎製パンの商品も買います。

3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する