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2021年01月10日23:05

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オリサバ登頂、2014年

オリサバ登頂記
朝1:00(夜中?)にベース小屋4200m出発。頂上5611mまで凡そ1400mを登ることになる。
頂上に立ったのは10:12。
前日、前々日と高度順応のためアップダウンを繰り返したお蔭で体は順応はしていたが日程のため休息日を持てず疲労が残っていた。
スタートから二時間ほどで岩と氷のミックス滞にはいる。
写真二枚目は前日のもの。当日は4:00頃なので真っ暗。
ヘッドライト頼りに踏み跡を探し、進んでゆく。
雪原になった5000mm付近で初日出(6:00頃。
太陽は山に隠れて見えなかったが、西方向の空にオリサバの影が映った。
ここから平均斜度35度くらいの雪の斜面を登る。
空気が薄く感じられ、20歩も続けて歩けない。数歩進んでは息を整える。
頂上まで近い様に見えるが、思ったより山は大きい。遅々として進まない。
延々と雪の斜面を登ってゆく。
結局4時間ほど体が思うように動かない単調な登山の末、山頂へ。
中南米は富士山のような独立火山が多数存在している。
オリサバも火山であり、頂上には大きく切り立った火口がある。
登頂の喜び(安堵?(笑))も束の間。今度は下山である。
写真六枚目は上から下降路を見下ろしたものだが、この距離感は見た目以上にある。
ただ、下りは空気が濃くなっていくのでどんどん呼吸は楽になる。
14:00無事小屋に到着(。
小屋は無人小屋。水、食料、コンロ・ガス、寝袋は持参しなければいけない。
30人ほど入れ、頑丈は作りで寒くはない。トイレは外に何個か立っているが汚い。
使用可能なものにはドアがない(笑)。適当にあちこちでしている(欧米では罰金もの)。
ホテルにはその日に帰り、ホテルでの夕食風景の。
日本人は我々だけ。USAが圧倒的に多い。
オーナーのrayesさんに「13時間歩いた。大変疲れた」といったら、
「それなら13時間眠って回復させて下さい」との返答(笑)。
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