2月8日
今月半ばは気温が上がって雨になりそうな天気予報。
その前に霧氷が見たい。
8日は予報では午前中は天気がいいようなので、霧氷を期待して桧塚奥峰に行くことにする。
ノーマルタイヤでは奈良県側の運転は怖いので、三重県側から行くことにする。
ただ、寒すぎてあまり気が乗らない。
前夜発は止めて当日朝早く起きられれば行くことにする。
で、目が開いたら2時40分!
起きて行きましょ!
道を間違えてとんでもない林道の先に行ったりもしたが、無事林道入り口に着く。
落石があるものの舗装された林道は一ヶ所橋の上が凍結しているだけだった。
2台車が止まっていた。
着いた!ほっとする。
ここに着くまでが今日の核心部だよねえ〜〜〜と隣の車の人に話したが・・・・・・
初めは植林の中のつづら折りの道だ。
だが、作業道が何度も交差している。
最初にちょっと間違えて作業道を行ってしまった。
二手に分かれていてヤマレコマップを見ると、登山道からはずれていることがわかる。
戻ると登山道の表示がしっかりとあった。
林業用のものらしい小屋があった。
植林が終わる頃から風が強くなった。
用心にチェーンスパイクをつける。
寒くなってから手袋をしたままチェーンスパイクをつけるのがやりにくいからだ。
素手でもできるこのあたりでつけたほうがいいだろう。
植林を抜けたあたりから霧氷が現れる。
だが、風が強い。
ここからは木が少なく、晴れて風がなければ気持ちがいい所だが、曇っていて風が強いと吹きっさらしできつい。
雪は少なく、あったりなかったりだ。
風が強いから飛ばされてしまうのだろう。
少しの雪は凍っていている。
ストックが刺さらない。
早めにチェーンスパイクを付けておいてよかった。
雪が無い所や、凍ってなさそうな所を選んで登る。
木や石に霧氷がついている。
なんとか写真を撮る。
桧塚と桧塚奥峰の間の主稜線まであと少しの所まで来た。
ここを越えれば、と思うが、一歩が踏み出せない。
帰りにもっと風が強くなったらどうしよう。
雪が少ない斜面は凍ってガリガリだ。
短い間だが、チェーンスパイクでちゃんと下れるだろうか。
怖い。
よし、下山しよう。
後少しとは思うが、この天気で登っても何も見えないだろう。
霧氷は発達しているだろうが、無理することはない。
単独で無理はしないほうがいい。
山頂に未練はなかった。
下りのほうが霧氷は発達していた。
滑りにくそうな場所を選んで慎重に下る。
一瞬晴れそうになったが、もういい。
樹林帯に入るとほっとした。
作業小屋でカップ麺を食べる。
風のない植林の中の道がほっとできてありがたかった。
今回、午前中はそれほどの風ではないと思い、かえって霧氷が期待できるかと思って登ったが、予想以上の強風だった。
ほとんど迷わず撤退の判断ができた。
撤退になったが、これもいい経験いなった。
また来ますね!
ログインしてコメントを確認・投稿する