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2019年02月19日15:32

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海を感じながら歩く山〜天狗倉山から便石山へ〜

お天気と自分の都合が一致するのは、2月17日の日曜だけ。
滅多に日曜に山に行かない私。
混んでいる山は嫌だな。
前夜は会議があるから遠い山は嫌だな。
で、思いついたのは三重県尾鷲市の天狗倉山。
ここなら登山口まで2時間で行ける。
最近早起きが苦手なので、登山口近くの道の駅で車中泊する。
早く起きれたら山頂で海から昇る朝日を見よう!
しかし、目が開いたのは明るくなった6時半。
まあ、のんびり行きましょう!

登山口は熊野古道伊勢路の馬越峠の入り口。

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7時過ぎに出発。
熊野古道を馬越峠まで歩く。
石畳の美しい道だ。

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50分で馬越峠に着く。

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ここから東に行けば天狗倉山、西に行けば便石山だ。
まずは天狗倉山に行く。

山頂には大きな岩が二つある。
低いほうの岩に登る。
尾鷲市街と海が見える。

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それから梯子を登って大きな岩に登る。
背後の山の上にちょっとだけ雪をかぶった山が見える。
大台ヶ原だ。

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雪がないとどうってことないが、雪があるとおおっ!と思う。

セルフで写真を撮る。

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ここからさらに東のオチョボ岩に向かう。
途中に電波塔が建っている。

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天狗倉山には次々と人が登って来たが、オチョボ岩には誰もいなかった。
でも、ここからのリアス式海岸の眺めは美しい。

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来た道を馬越峠まで戻る。
今度は便石山に向かう。

まずは急な下り。
ということは帰りは最後に急な登りが待っていると言う事だ。

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急な下りの後は急な登り。
整備された登山道の脇には時々ベンチが置かれている。
一人の男性が昼ご飯中だった。
その方は地元の方で、今は歩かれなくなった昔の道を復活するために草刈りをしに来たそうだ。

「子供の頃登った道を探して、また道に戻そうと思っているんです。昔は尾鷲から直登する道があったんです。こんな整備された登山道よりもずっと面白いですよ。」

便石山に着く。
ここは展望はない。

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すぐ先の大岩に行く。
この大岩は「象の背」と名付けられている。
若いカップルが象の背で休んでいたが、私に気づくとすぐにどいてくれた。
「僕たちは長いこと休んでいたからどうぞ。」
「ありがとうございます。写真を撮ってもらえませんか?」

女の子の方がスマホで写真を撮ってくれた。

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「可愛い!」とおだててくれる。

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象の背にまたがる少女?山姥?怪しげなマダムと言ってくれた人もいた。(笑)

象の背からの眺めもなかなかのものだ。

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先ほど登った天狗倉山、そこから歩いた道もよく見える。

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馬越峠に戻り、熊野古道を歩いて駐車場に戻る。

人工林の多い山歩きだったが、海に近い山は解放感がある。
天気に恵まれ、気持ちのいい山歩きができた。
何より山を歩けることが嬉しかった。
足も痛くならなかった。

さて、2週間後の奥駈、この2倍の距離を歩く。
無事歩き通せるかな。
いや、それよりも朝早く起きられるかな?
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