「ましろの音 」
津軽三味線を中心に、主人公・澤村雪が一人の人間として、そして一人の奏者として成長していく様がとても興味深く、面白いです。
津軽三味線で有名なおじいさんの後を周りは継がせようとあの手この手で表舞台に引っ張り出すが、ぶれづに自分の音を模索していくさまは見ていて本当に面白い。
おじいさんがどのような環境で育ち、三味線を弾くことで自分を表現していたことなど、涙が出ました。
また三味線にテクニックがあり、昔流の弾き方、現代流の弾き方があるとは驚かせるばかりです。そして三味線の音を聴くと涙が出るのは自分が日本人だからかな〜などと再確認します
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