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2019年12月27日10:19

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クラシック音楽(ファン)とオーディオ(マニア)の関係について

皆様、おはようございます。

ミクシィでのしまぽん☆さんとのコメントのやり取りをメモ(記録)と致します。


しまぽん☆さん

こんにちは、お久しぶりです。

モリオバッハさんに、おすすめしたくて、メッセージを送らせていただきました。

実はこの頃、ツィッターを始めるようになりました。
ツィッターには、老若男女、ベテランから初心者、プロからアマまで沢山のオーディオ愛好家がいます。特にツィッター公式のメーカーの担当者や有名なオーディオ評論家、演奏家などのアーティストとのメッセージのやりとりもできます。
SNSでは、mixiでしかやらなかった私もこれには本当に驚きました。

モリオバッハさんのオーディオ見識をツィッターで活躍されることをおすすめします。
トランプ大統領の発言がツィッターで何かと話題を呼んでいるのもご存知かと思います。
ツィッターで多くの人に認められば、有名になれるし、認められなければ、それまでです。

ツィッターは簡単です。mixiをやるかアマゾンで買い物をするくらいしかパソコンやネットの扱いは苦手な私ですが、簡単に登録できます。
オーディオメーカーとやり取りもしたり、ツィッターでオーディオ友達を増やしています。

モリオバッハさんの、音楽やオーディオ見識は確かに凄いと思いますので、それを世の中に開示してみてはいかがでしょうか。

そこで、認められなければ、民主主義の観点からして、あまり価値のあるものではなかったということになりますが。

では、失礼しますm(__)m

07月03日


モリオバッハ

おはようございます。

此方こそ、ご無沙汰しております。

ツィッターのお誘いメッセージありがとうございました。

私は、ミクシィを始めた12年前から、有名になりたい気持ちは毛頭ないので、ツィッターに入会して、著名な評論家やオーディオに従事されている関係者達や著名なオーディオメーカーやソフトメーカーに携わっている方々とディスカッションすることを考慮に入れておりません。

今回のお誘いも、当初(12年前)と変わっていませんので、ツィッターは入会しません。

折角のお誘い、ご期待に沿えず、申し訳ございませんでした。

感謝。

07月04日



しまぽん☆ さん

こんにちは(^^ゞ

お久しぶりです。

再度、モリオバッハさんの御意見を聞いてみたくてメッセージをしました。

まぁ、暇なときにでもご一読ください。

SNS上で、クラシック愛好家とお話をしていますが、どうも、オーディオマニアではなく、またはオーディオに関心の無いクラシック愛好家の人達は、響きというものにも無関心なようなフシがあるように感じるのですが、これは日本人特有のものなのでしょうか。

録音(CD等)を聴くときも音質に関心がなく、粗末なイヤホンやユーチューブなどで聴いたり、コンサートでもクラシック専用ホールだろうが、多目的ホールだろうがおかまいなしみたいな感じを受けます。

彼らは、クラシック音楽のその構造を探求(アナリーゼするなら良質なイヤホンやヘッドフォンで聴くことは理解できますが)するわけでもなく、歌謡曲や演歌、ポップスを楽しむのと同じように、いつでもどこでも(車、電車、粗末な音声テレビ、騒がしいリビング)おかまいなしにクラシック音楽を聴きます。

私は、自分のオーディオ部屋か、クラシック専用コンサートホール でしか聴きませんし、聴きたいとも思いません。
いつか、ヨーロッパの名門とされるコンサートホールで聴きたいという夢はありますが、それは今の日常では不可能ですので定年後の楽しみにとっておきます。
いつでもどこでも、聴くのは構わないのですが、響きや音質に全く関心がないというのは、クラシック音楽の大きな部分をしめる醍醐味(響きの美しさ)が味わえていないのではないかと思う半分、本当のクラシック音楽好きは、何でもかんでも聴いてしまうものなのかと思ってしまいます。

本当の酒好きは何でも飲んでしまいます。酒の種類や銘柄にこだわるのは本当の酒好きではないと、許光俊の著に出てきました。許光俊は、ヨーロッパのコンサートホールに年がら年中足蹴に通い、本当に素晴らしいと思うヨーロッパの一流オーケストラしか聴かないという人なのですが、酒好きの話を例に出して、私は本当のクラシック音楽好きではないのかもしれないと書いていました。
私も、なんとなく、この見解に共感してしまうのです。

いかがなものでしょうね。
宜しくお願いしますm(__)m

12月23日


モリオバッハ

おはようございます。


ご無沙汰しております。


貴重なコメントをお寄せ戴きありがとうございました。


ご質問された件、下記に所見を記述しましたので、ご参考情報に供すれば幸いです。



結論:

今まで種々の音楽鑑賞会やオーディオセミナーを開催してきて、貴殿が想っている通りです。



参考(備考):

一般的なクラシック音楽ファンは、高質なオーディオ機器に余り興味がなく、一般的なオーディオマニアは、オーディオ機器の性能チェックのために、お気に入りの高質なクラシック音楽ソフトを数枚、或いは数十枚所有しているだけでの人を多く診かけました。


大半のクラシック音楽ファンは、音楽が聴ければ、それでいい!!と言った観に診受けられました。


具体的に言えば、1974年から2012年まで開催した「クラシック音楽を楽しむ会」の会合で、男性2000人、女性1000人の会員に、お会いしました。


男性2000人中、オーディオ機器に興味を持ち続けて、高質なオーディオ機器で鑑賞を楽しんでいるクラシック音楽ファンは、10人程でした。


後の1990人は、ごく普通の家庭用のステレオ装置(1〜10万円)で、音質の云々に関心を寄せていませんでした。


女性1000人中、オーディオ機器に興味を持っている人は、1人でした。


その1人は、秋葉原の電気街にしばしば行って、どのオーディオ機器がクラシック音楽の再生に適しているかをチェックすることが楽しみだと仰っていました。


しかし、高質なオーディオ機器は、OL(オフィース・レディー)で、安月給のため、欲しくても、ゲット出来ないと悔やんでいました。


1000人中90%の女性会員は、1万円程のCDラジカセで聞いており、後の10%は、5万円程の小型コンポで聞いていることが判明した次第です。


過去、クラシック音楽評論家の著名な10人の先生達にもお会いして、家庭で聴かれているオーディオ装置とクラシック音楽の再生についてヒアリングした結果、所有されているオーディオ機器は、30万円程のボーズのアンサンブル・ステレオ装置とか、10〜50万円程の中型コンポで、チェックしている様相でした。


当然、新商品発売前に、音楽評論を書いて貰うために、日本の各音楽ソフトメーカーから送付されたソフトを使用して、評論を書かれ、送付されたソフトは返却せず、自宅に保管していると言っていました。


返却しなかったソフトは、当然、全て日本製であり、1〜10万枚程でした。


オーディオ評論家の著名な10人の先生達にお会いして、家庭で聴かれているオーディオ機器とクラシック音楽の再生についてヒアリングした結果、超高級なオーディオ機器(100〜1000万円、それ以上)を所有していました。


これも当然、新製品販売前に、オーディオ評論を書いて貰うために、日本のオーディオメーカーから送付されたオーディオ機器をチェックするために、日本の音楽ソフトメーカーから送付されたソフトを使用して、モニター・チェックされている様相でした。


オーディオメーカーから送付されたオーディオ機器の大半は、返却され、気に入った機器は、無料で戴いたり、超安価で購入できた様相でした。


クラシック音楽ファンやクラシック音楽評論家の所有されている音楽ソフトは大量でありましたが、オーディオマニアやオーディオ評論家の所有されている音楽ソフトは少量でした。


このような状況(状態)でしたから、クラシック音楽ファンは、オーディオに余り、或いはほとんど興味がなく、オーディオに対する探究心を持ち合わせていないと判断したのです。

また、オーディオマニアは、高級(高質)なオーディオ機器を所有しているにも関わらず、クラシック音楽に対する探究心を持ち合わせていないと判断したのです。


昭和末期頃、日本楽器(ヤマハ)が行ったアンケート調査によれば、クラシック音楽ファンは、総人口数に対して、1%(120万人)を占めている結果を診たことがありました。


経験則によれば、日本人の凡そ、1人/100人がクラシック音楽ファンで、クラシック音楽ファンの中で、特にバッハの音楽を愛聴するバッキャンの割合は、1人/1000人であったことも判明した次第です。


まあ、このような観を持ち続けております。


お互いに、クラシック音楽&オーディオマニアとして、日本全国に、クラシック音楽&オーディオの啓蒙&普及活動に、こらからも貢献していければ、嬉しい限りです。


感謝。


12月24日


しまぽん☆ さん


こんにたは(^^ゞ

明快な回答をありがとうございます。

やはり、クラシック愛好家の殆どが、音質や響きの美しさ等には、関心を示さないのですね。
私は、モリオバッハさんのような調査をしたことがないので、データがなく、正確な情報がわかりませんでしたが、接する人達の殆どが、音質に無関心なので不思議に思ってました。
クラシック音楽のコンサートでは、マイクやPAは使わないので、これは音質や響きにこだわりを持っている証だと私は思っていまさたが、聴く側が、音質に無頓着なのでは、意味がありませんね。
ただ単に「クラシック音楽はそういうものだから」という習慣でしかありません。

先日に、コミュニティで、アンケートを行いましたら、クラシックコンサートでマイクやPAを使うことに反対か賛成かをアンケートしました。
回答者は9人くらいで、絶対反対は1名でした。
あとは、今日のコンサートはそういうもの「野外やラフォルジュルネなどは使われてるので」だと割りきることができるみたいな回答が多かったような気がします。
絶対反対は、自称ピアニストの女性でした。
これだけ、音質に無関心な聴衆ばかりの日本において、なお、クラシック専用ホールが存在し、採算性に乏しいマイクやPAを使わないコンサートが興行されているのは、感謝しなくてはいけないのかもしれませんね。

クラシック音楽は、唯一、アコースティックな響きの美しさを味わえる貴重な音楽体験であることを、もっと多くの人に認識してもらわないと、いづれは、採算性、興行収入の面から、マイクやPAを使うのが当たり前のクラシックコンサートになってしまうかもしれないですね。

それにしても、何度も言うようですが、私には、音質や響きの美しさに無関心でクラシック音楽を聴くなど、とても理解できません。
クラシック音楽以外でも、 楽器や人の歌声の持つ本来の音や美しさを、世の中の殆どの人が知らないから、シンセサイザーやコンピューター合成音、大きすぎるマイクPA音とかのポップス、ロック、他、多種多様な音楽を、全く平気で聴いていられるのですね。

モリオバッハさんが
頑なに主張を続けてこられている理由もわかるような気がします。

また、何かありましたら、メッセージしたいと思います。

どうもありがとうございましたm(__)m


12月24日


モリオバッハ

おはようございます。

興味の尽きないコメント、ありがとうございました。

日本でのクラシック音楽のライブ・コンサートを楽しんでいる人は、上記の音楽鑑賞会でお会いした男性2000人、女性1000人からヒアリングした結果、欧州でのライブ・コンサートを体験された人(男性2人、女性1人の会員)を除いて、大半の会員は、日本でのライブ・コンサートは、欧州でのライブ・コンサートと同様な様相観を持っていることが判明した次第です。

確かに、マイクロフォンやPAを使用したライブ・コンサートは、アコースティックの楽器の響きの良さが失われてしまい、クラシック音楽の醍醐味が味わえませんよね!!

若人程、クラシック音楽のライブ・コンサートで、マイクロフォンやPAの使用に対して、違和感を持っていないことも、上記の会員からヒアリングした結果、判明しました。

前記した日本楽器(ヤマハ)のアンケート調査によれば、ランダムに選択したサンプリング(回答者)数15000人に対して、半数の50%の人は、音楽(鑑賞)にほとんど興味(関心)がないことを示したそうです。

残りの半数の50%の人は、音楽(鑑賞)に興味(関心)を示し、そのうちの45%の人は、演歌(艶歌)&歌謡曲ファンであり、残りの5%のうち70%の人は、ジャズ・ファンであり、その残りの30%のうちの10%の人が、クラシック音楽ファンで、残りの20%は、ロック・ファンやその他の音楽のジャンルのファンであったことが報告されていました。

話を判り易くするために、日本人の総人口数を1億人と診た場合、5千万人は、音楽に興味(関心)を示さず、残りの5千万人は、音楽に興味(関心)を示しました。

音楽に興味(関心)を示した人の4千5百万人は、演歌(艶歌)&歌謡曲ファンです。

残りの5百万人のうち、350万人は、ジャズ・ファンであり、50万人が、クラシック音楽ファンであり、100万人が、ロックファンやその他のジャンルの音楽ファンと位置づけられることを示ししています。

クラシック音楽ファンと言っても、クラシック音楽のみに特化(専念)している人が、50万人で、クラシック音楽以外のジャズやロック、内外の民謡、ポピュラー等々の音楽を愛聴している人も、重複して、計算すれば、凡そ、クラシック音楽に特化(専念)した人の2倍と推定して、クラシック音楽ファンは、100万人と推定しました。

日本楽器(ヤマハ)は、ご存知のように、ピアノ製造・販売メーカーであり、クラシック音楽を中心に、音楽の啓蒙と普及のために、尽力してきましたが、上記のアンケート調査結果によって、クラシック音楽ファンが、余りにも少ないことが判明したので、ヤマハのオーディオ・ビジネス(1970年以降、「ナチュラル・サウンド」の啓蒙と普及活動)は、停止(ストップ)されたと推察しました。

ヤマハの銀座店で、長い間、オーディオ機器を販売していた責任者(販売部長)に、この件をお伺いしたところ、販売戦略会議で、私が推察したことに、間違いないことを教えて戴きました。

1970年前後から販売されたヤマハのオーディオ・ポリシーは、ナチュラル・サンドの情報誌(カタログ)に掲載され、ヤマハは、ピアノを通して、オーディオ文化にも貢献していきたい趣旨が描かれていました。

45%を示した演歌(艶歌)&歌謡曲ファンのために、今更、ヤマハのオーディオ機器を開発・研究・製造・販売する意欲はなく、クラシック音楽人口数も、50〜100万人のマーケット(市場)では、大きな利益(利潤)が見込めないと判断され、オーディオがストップしてしまったことは残念でした。

日本でのクラシック音楽人口数の少なさ、欧州でのライブコンサート体験のなさ、クラシック音楽の本場の欧州と日本でのライブ・コンサートの相違観を見極めれない点、欧州と日本での音響(音の響き方)が同様と想っているクラシック音楽ファンの多さ等々、ご認識して戴ければ幸いです。

感謝。


12月25日





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