皆様、おはようございます。
先月、音楽ソフトメーカーのグラモフォンとデッカから、フルトヴェングラーの全録音集が発売され、秋葉原のヨドバシカメラの７階にあるタワーレコード店で、３４枚ＣＤ＆１枚ＤＶＤのボックス（新品）を、１万円弱で購入できました。
これを持って、半世紀余り前から、フルトヴェングラーの初版ＬＰレコード盤が発売されるたびに購入してきたフルトヴェングラーの代表的な録音が、全て収集、達成できた次第です。
１９６５年頃、日本製のＬＰレコード盤は２０００円／枚、輸入（欧米）盤は３０００円／枚もしていました。
１９７０年に就職した時の初任給が、３４０００円（税込み）で、４０００円が税金でひかれ、３万円／月の収入で、毎月、クラシック音楽のＬＰレコードを４〜５枚は購入していました。
東京下町では、クラシック音楽のＬＰレコードが購入できるショップは、浅草の宮田レコード店とヨーロー堂ぐらいしかありませんでした。
ヨーロー堂では、毎月、クラシック音楽のＬＰレコードを４〜５枚買ってくれるお客様は、私のみで、多く買っているので、顔パスで、１割引きで入手できた次第です。
１９７５年、秋葉原の日の丸電気（後、石丸電気）が開業し、誰でも１割五分引きで買えたので、浅草から秋葉原へ、移り変えました。
日の丸電気店では、輸入盤のＬＰレコードがおいてあり、これも１割五分引きで入手できました。
輸入盤は、１９６０年頃から、銀座のヤマハや山野楽器（ヤマノ）で、販売されていることを知っていましたが、当時、ＬＰレコードは宝石を買うような値段だったので、存在を知ることが楽しみで、購入出来ませんでした。
１９６０年当時、上記１９６５年と同価格であり、私のお小遣い銭は１０円／月でした。
また、お年玉の相場が、１００円の時代でした。
１９６０年当時の大卒の初任給が５０００〜１５０００円／月であったことを特許部長（私より１０年先輩）から教えて貰えました。
日本軽金属は、当時国策会社の延長であったため、１５０００円／月を貰え、日本では、５社しかなかったとも言っていました。
ボーナスも、２〜４回／年、出たそうで、日本軽金属の全盛時代でしたが、１９７３年のオイルショックを受け、それ以降、赤字続きで、１９８３年、銀座７丁目にあった本社を、リクルートに、３５０億円で、売却し、三田（旧、東芝本社ビル）に、移転し、１０年後、天王洲の郵船ビルにまた移転し、廃業は免れました。
まあ、このような環境で、こつこつ集めてきたフルトヴェングラーのＬＰレコードやＣＤも、金欠のため、全録音までは収集出来ず、今や、ＣＤの売り上げが下がる中、極安価で、全録音がまとめて、購入できる状況となり、はぬけ状況でもあったため、今回の購入に至ったわけです。
今回のグラモフォンとデッカの全録音集が発売された以外に、過去、ＥＭＩの全録音集２１枚ＣＤ（新品）も、２万円弱で入手できました。
また、オルフェオのレーベルで、
�．競襯張屮襯�音楽祭（１９４９〜１９５４年）の８枚ＣＤボックス
�▲凜�ーナー・コンツェルテ（１９４４〜１９５４年）の１８枚ＣＤボックス
も所有しており、
更に、リアス放送交響楽団の１０枚ＣＤボックス
もあり、これらを全て合わせて、代表的な音楽ソフトメーカーの全録音集が完結（達成）できた次第です。
細かく言えば、まだこのほかに、数十枚の他のオーケストラと共演したソフトもありますが、超有名でもなく、名演奏・名録音とも評価（評論）されていないので、今回を持って、収集を終了としました。
これらを、全て、聴くまでは、死ねませんので、長く生きたいです。
フルトヴェングラーの録音で、残念なことは、疑似ステレオ（モノラル音を左右に広げた音）録音はあっても、未だに、正規な、純正なステレオ録音がないことです。
将来、完全なステレオ録音が、発見され、商品化が期待されるところです。
また、日本フルトヴェングラー協会の川上剛太郎会長が、我が家に訪れた時、モーツアルトの交響曲第４１番「ジュピター」（Ｋ．５５１）の演奏記録はあっても、録音がされていないことが残念だと言っていたことを印象的に覚えています。
「歓喜の音楽人生」を、更に、謳歌し続けるためにも、いつも、元気で、可聴範囲（３５ｈｚ〜１７．５ｋｈｚ）を維持するために、アミノ酸を主体に、多種多様のビタミン・ミネラル類を少量摂取し、末端血管まで、血流がスムースにいきわたるよう、健康維持管理に、尽力しています。
感謝。
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