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2020年04月15日05:00

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面影橋から

最近は都電荒川線に乗ることが多いんですが、終点早稲田のひとつ手前に面影橋という素敵な名前の停留所があります。

由来は諸説あって、在原業平説、徳川家光説、於戸姫説等ありますが、姿見の橋という呼び方もあるようで、川面に姿が映ることから来ています。「面影橋の由来」という新宿区の説明板に書いてありました。

この面影橋から神田川沿いに下流に向かって歩きながらお花見をしました。

先ほどの説明板の対岸に「山吹の里の碑」というのがあって、鷹狩で雨に遭った太田道灌が農家の若い娘に蓑を借りようとしたところ、蓑ではなく、山吹の一枝を差し出された故事にちなんでいます。

後日、これが「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の(蓑)ひとつだに 無きぞ悲しき」(後拾遺集)という古歌に掛けたものであることを知った道灌は、自分の無学を恥じ、歌の道の勉強に励んだというのは有名な話です。

これにも諸説あって、この地以外にも荒川区町屋説、横浜市金沢区六浦説、埼玉県越生町説などがあると、豊島区の説明板に書いてありました。

あら〜、川を挟んで新宿区と豊島区なんだ。
両岸から伸びた桜が満開ですが、新宿区側のほうが勢いがあるかな。

わたしが毎年お花見をしている石神井川や、東京で人気の目黒川と比べても引けを取らないと思います。
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