蔵前には都営地下鉄の駅がふたつあります。大江戸線と浅草線で、同じ駅名ですが、つながっておらず、一旦外に出て乗り換えることになります。
午後からは浅草線を使って、ひとつ目の浅草橋で降ります。
総武線沿いに隅田川に向かって歩いて行って、もう少しで川にぶつかるというところに、日本文具資料館がありました。
東京文具販売健保会館の中にあります。
受付にいたおじさんに挨拶して資料館の入り口に向かったら「閉館しました」という札が出ていました。すると、受付のおじさんが出てきて、「今開けますから、そちらに名前だけ書いてください。」とのこと。
1時オープンで、1時半頃行ったんですが、わたしがこの日最初のお客だったようです。
展示室を開けて電気を点けてくれて、「写真は自由に撮ってもらって結構ですから。」とのこと。「ありがとうございます。」と言って、中に入ると、大きな万年筆と鉛筆がありました。
この資料館、それほど大きくはありませんが、展示物が小さいものが多いので、その展示物の数がものすごいです。
特に筆記具の展示が充実しています。
筆や矢立から始まって、徳川家康や伊達政宗が使っていた鉛筆もありました。ボールペンや万年筆など、マニアの方なら垂涎ものがゴロゴロしています。
部屋が暑かったので、コートやバッグをイスに置いて見て回りました。機械式の計算機とか世界中の算盤とか、ひとつひとつ見ていて飽きません。
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