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2019年11月20日05:00

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豆腐ではない、絹と木綿

池袋で買い物を済ませて、パルコでやっている展覧会を見に行こうとしましたが、長蛇の列だったので諦めました。わたしは気が短いほうなので、待つのは苦手です。

こちらの展覧会は諦めましたが、代わりに別のところに行くことにしました。十条の近くの東京家政大学でやっている「絹と木綿」という展示。「豆腐ではなく、服の話です。」という副題がいいです。

校門の守衛所で博物館に行く旨を伝えると首から下げるパスを貸してくれます。博物館は正門正面の建物の五階にあります。

先日、皇后陛下がお召しになったのと同様の十二単の一部である五つ衣の展示や打掛の展示もありました。

ところどころで、手で触れる展示があって、布の肌触りの違いを実感できたのはよかったです。精練と呼ばれる処理の前の糸と後の糸の手触りの違いにはビックリしました。

また、一反の布を作るのに必要な量の綿花と繭が並べてあったり、工夫された展示がわかりやすかったです。左が木綿で右が絹ね。

カッコいいと思ったのは、江戸町火消しの着ていた刺し子半纏。わたしの後ろに武者絵のような模様が見えますが、これは裏側。

火を消しに駆け付けるときは表側で、火を消して引き揚げるときにはこの裏側を表に出して着たんだそうです。意気揚々という感じですかね。カッコいいですね。
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