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2019年11月16日05:30

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巨大都市アンコールトム

シェムリアップにはアンコール王朝の遺跡群がたくさんあります。意外だったのは、シェムリアップのシェムはシャムつまり隣国タイのこと。そしてリアップはやっつけるという意味だそうで、長いことタイの領土や属国だったこの地で、17世紀にクメール人がシャムのアユタヤ王朝に勝利したことにちなんでいるそう。

そのままの名前を今でも使っているので、タイとの関係はあまりよくないのだとか。どこも隣の国との関係は難しいようですね。

さて、翌日にまず行ったのがアンコールトム。アンコールトムというのは「巨大な都市」という意味だそうで、1100年代というから日本で言うと平安時代ですね。

その城壁の中に入る門のひとつ、南大門に架かる橋の左側には穏やかな神様の顔が並び、右側には恐ろしい形相の悪魔の顔が並んでいます。

バイヨンというアンコールトムの中心に位置する仏教寺院は、その回廊に当時の人々の生活や隣国との戦いを描いた彫刻が施されていました。

バプーオン寺院は11世紀中頃に建造されたヒンドゥー寺院で、5つの基壇からなるピラミッド型の寺院で、「子隠し」という意味があるそうです。当然、それにまつわる物語があります。

今は仏教徒が95%だそうですが、かつてはヒンドゥー教由来の寺院だったというものも多いです。

地震や台風のないカンボジアの遺跡は基本的には石を積み上げただけのもの。その積み上げた石の壁面に彫刻が施されています。
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