熊本城は1607年に加藤清正が築城しましたが、多くの建物が西南戦争で焼失してしまい、天守閣は1960年に再建されました。比較的新しいんですが、階段しかありません。
小天守、大天守は上でつながっているわけではありませんので、両方見るには階段を登って降りて、また登って降りて、ということで、結構体力が必要です。
小天守から見上げた大天守。
グッと近くに見えます。
本丸御殿は2007年に復元されたかなり新しいもの。
絢爛豪華な襖や壁、天井が輝いています。
渋い黒壁の天守や櫓が見る角度によって違う表情を見せ、武者返しという上に行くほど垂直に近くなる石垣や、闇り(くらがり)通路という、暗い地下通路を通らないと本丸に行けないようになっていたりと、攻めにくい工夫が随所に見られ、興味深いです。
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