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2020年08月04日00:00

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イザヤ13-23章(14-30)

【イザヤ19:23-25この預言について霊的な意 味で成就するものがあるとすればそれは何か】
イザヤ19:23-25の意味についてははっきりしていない。 この部分は,将来イスラエルとエジプトやアッスリヤ(あるいはこうした昔の国々の領土のうえに現在存在している国々)との間で同盟が結ばれる可能性があることを示唆し ている。カイルとデリッチはこの同盟について,次のよう に説明している。「イスラエルは,いまや『全地の中にあって』祝福となるという召しの偉大な終焉の時を迎えようとしている。.....ここではあらゆる国々という意味で,エジ プトとアッスリヤが代表して使われている。それまでのと ころ,エジプトとアッスリヤに挟まれた地理的状況は,イ スラエルにとって不利にしか働いてこなかった。エフライ ム王国の歴史も,ユダ王国の歴史もその事実をはっきりと 証明している。もしイスラエルがエジプトを頼れば,それ らは自らを欺くことになり,また欺かれることになる。反 対にアッスリヤを頼れば,それはただアッスリヤの奴隷に なることであり,エジプトを敵に回すことになる。こうし てイスラエルは,東西の二大強国に挟まれて非常に苦しい 立場にあったのである。この状態がどのように変わるので あろうか。エジプトとアッスリヤはエホバの下に一つとな り,イスラエルは3番目にその聖約に加わる。もはやイス ラエルだけが神の国,神の創られたもの,神の受け継ぎなのではなく, いまやエジプトにもアッスリヤにもイスラエ ルと同様に, この言葉がことごとく当てはまるのである。」(『注解」7 1:368)
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