01 主人たる者よ、僕を正しく公平に扱いなさい。貴方方にも主が天に居ます事が、分かっているのだから。
02 目を覚まして、感謝の内に祈り、ひたすら祈り続けなさい。
03 同時に私達の為にも、神が御言の為に門を開いて下さって、私達がキリストの奥義を語れるように（私は、実は、その為に獄に繋がれているのである）、
04 また、私が語るべき事をはっきりと語れるように、祈って欲しい。
05 今の時を生かして用い、そとの人に対して賢く行動しなさい。
06 いつも、塩で味つけられた、優しい言葉を使いなさい。そうすれば、一人一人に対してどう答えるべきか、分かるであろう。
07 私の様子については、主にあって共に僕であり、また忠実に仕えている愛する兄弟テキコが、貴方方に一切の事を報告するであろう。
08 私が彼を貴方方の元に送るのは、私達の様子を知り、また彼によって心に励ましを受ける為なのである。
09 貴方方の一人、忠実な愛する兄弟オネシモをも、彼と共に送る。彼らは貴方方に、こちらの一切の事情を知らせるであろう。
10 私と一緒に捕われの身となっているアリスタルコと、バルナバの従兄弟マルコとが、貴方方に宜しくと言っている。このマルコについては、もし彼が貴方方の元に行くなら、迎えてやるようにとの指図を、貴方方は既に受けている筈である。
11 また、ユストと呼ばれているイエスからも宜しく。割礼の者の中で、この三人だけが神の国の為に働く同労者であって、私の慰めとなった者である。
12 貴方方の内の一人、キリスト・イエスの僕エパフラスから、宜しく。彼はいつも、祈の内で貴方方を覚え、貴方方が全き人となり、神の御旨を悉く確信して立つようにと、熱心に祈っている。
13 私は、彼が貴方方の為、またラオデキヤとヒエラポリスの人々の為に、非常に心労している事を、証言する。
14 愛する医者ルカとデマスとが、貴方方に宜しく。
15 ラオデキヤの兄弟達に、またヌンパとその家にある教会とに、宜しく。
16 この手紙が貴方方の所で朗読されたら、ラオデキヤの教会でも朗読されるように、取り計らって欲しい。またラオデキヤから回って来る手紙を、貴方方も朗読して欲しい。
17 アルキポに、「主にあって受けた務をよく果すように」と伝えて欲しい。
18 パウロ自身が、手ずからこの挨拶を書く。私が獄に繋がれている事を、覚えていて欲しい。恵みが、貴方方と共にあるように。
ログインしてコメントを確認・投稿する