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2019年12月13日00:00

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ピリピ3章

01 最後に、私の兄弟達よ。主にあって喜びなさい。先に書いたのと同じ事をここで繰り返すが、それは、私には煩わしい事ではなく、貴方方には安全な事になる。
02 あの犬どもを警戒しなさい。悪い働き人達を警戒しなさい。肉に割礼の傷を付けている人達を警戒しなさい。
03 神の霊によって礼拝をし、キリスト・イエスを誇とし、肉を頼みとしない私達こそ、割礼の者である。
04 もとより、肉の頼みなら、私にも無くはない。もし、誰か他の人が肉を頼みとしていると言うなら、私はそれをもっと頼みとしている。
05 私は八日目に割礼を受けた者、イスラエルの民族に属する者、ベニヤミン族の出身、ヘブル人の中のヘブル人、律法の上ではパリサイ人、
06 熱心の点では教会の迫害者、律法の義については落ち度のない者である。
07 しかし、私にとって益であったこれらのものを、キリストの故に損と思うようになった。
08 私は、更に進んで、私の主キリスト・イエスを知る知識の絶大な価値の故に、一切のものを損と思っている。キリストの故に、私は全てを失ったが、それらのものを、糞土のように思っている。それは、私がキリストを得る為であり、
09 律法による自分の義ではなく、キリストを信じる信仰による義、即ち、信仰に基く神からの義を受けて、キリストの内に自分を見いだすようになる為である。
10 即ち、キリストとその復活の力とを知り、その苦難に与って、その死の様と等しくなり、
11 何とかして死人の内からの復活に達したいのである。
12 私が既にそれを得たとか、既に完全な者になっているとか言うのではなく、ただ捕えようとして追い求めているのである。そうするのは、キリスト・イエスによって捕えられているからである。
13 兄弟達よ。私は既に捕えたとは思っていない。ただこの一事を努めている。即ち、後のものを忘れ、前のものに向かって体を伸ばしつつ、
14 目標を目指して走り、キリスト・イエスにおいて上に召して下さる神の賞与を得ようと努めているのである。
15 だから、私達の中で全き人達は、そのように考えるべきである。しかし、貴方方が違った考えを持っているなら、神はその事も示して下さるであろう。
16 ただ、私達は、達し得た所に従って進むべきである。
17 兄弟達よ。どうか、私に倣う者となって欲しい。また、貴方方の模範にされている私達に倣って歩く人達に、目を留めなさい。
18 私がそう言うのは、キリストの十字架に敵対して歩いている者が多いからである。私は、彼らの事をしばしば貴方方に話したが、今また涙を流して語る。
19 彼らの最後は滅びである。彼らの神はその腹、彼らの栄光はその恥、彼らの思いは地上の事である。
20 しかし、私達の国籍は天にある。そこから、救主、主イエス・キリストの来られるのを、私達は待ち望んでいる。
21 彼は、万物を御自身に従わせうる力の働きによって、私達の卑しい体を、御自身の栄光の体と同じ形に変えて下さるであろう。
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