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2019年12月12日00:20

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ピリピ2章

01 そこで、貴方方に、キリストによる勧め、愛の励まし、御霊の交わり、熱愛と憐みとが、いくらかでもあるなら、
02 どうか同じ思いとなり、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、一つ思いになって、私の喜びを満たして欲しい。
03 何事も党派心や虚栄からするのでなく、遜った心をもって互に人を自分より優れた者としなさい。
04 各々、自分の事ばかりでなく、他人の事も考えなさい。
05 キリスト・イエスにあって抱いているのと同じ思いを、貴方方の間でも互に生かしなさい。
06 キリストは、神の形であられたが、神と等しくある事を固守すべき事とは思わず、
07 かえって、己をむなしうして僕の形を取り、人間の姿になられた。その有様は人と異ならず、
08 己を低くして、死に至るまで、しかも十字架の死に至るまで従順であられた。
09 それ故に、神は彼を高く引き上げ、全ての名に勝る名を彼に賜わった。
10 それは、イエスの御名によって、天上のもの、地上のもの、地下のものなど、あらゆるものが膝を屈め、
11 また、あらゆる舌が、「イエス・キリストは主である」と告白して、栄光を父なる神に帰する為である。
12 私の愛する者達よ。そういう訳だから、貴方方がいつも従順であったように、私が一緒にいる時だけでなく、いない今は、一層従順でいて、恐れ慄いて自分の救の達成に努めなさい。
13 貴方方の内に働きかけて、その願いを起させ、且つ実現に至らせるのは神であって、それは神の良しとされる所だからである。
14 全ての事を、呟かず疑わないでしなさい。
15 それは、貴方方が責められる所のない純真な者となり、曲った邪悪な時代のただ中にあって、傷のない神の子となる為である。貴方方は、命の言葉を堅く持って、彼らの間で星のようにこの世に輝いている。
16 このようにして、キリストの日に、私は自分の走った事が無駄でなく、労した事も無駄ではなかったと誇る事ができる。
17 そして、例え、貴方方の信仰の供え物を捧げる祭壇に、私の血を注ぐ事があっても、私は喜ぼう。貴方方一同と共に喜ぼう。
18 同じように、貴方方も喜びなさい。私と共に喜びなさい。
19 さて、私は、間も無くテモテを貴方方の所に送りたいと、主イエスにあって願っている。それは、貴方方の様子を知って、私も力付けられたいからである。
20 テモテのような心で、親身になって貴方方の事を心配している者は、他に一人もない。
21 人は皆、自分の事を求めるだけで、キリスト・イエスの事は求めていない。
22 しかし、テモテの錬達ぶりは、貴方方の知っている通りである。即ち、子が父に対するようにして、私と一緒に福音に仕えてきたのである。
23 そこで、この人を、私の成行きが分かり次第、すぐにでも、そちらへ送りたいと願っている。
24 私自身も間も無く行けるものと、主にあって確信している。
25 しかし、差し当たり、私の同労者で戦友である兄弟、また、貴方方の使者として私の窮乏を補ってくれたエパフロデトを、貴方方の元に送り返す事が必要だと思っている。
26 彼は、貴方方一同にしきりに会いたがっているからである。その上、自分の病気の事が貴方方に聞えたので、彼は心苦しく思っている。
27 彼は実に、瀕死の病気に罹ったが、神は彼を哀れんで下さった。彼ばかりではなく、私をも哀れんで下さったので、私は悲しみに悲しみを重ねないで済んだのである。
28 そこで、大急ぎで彼を送り返す。これで、貴方方は彼と再び会って喜び、私もまた、心配を和らげる事ができよう。
29 こういう訳だから、大いに喜んで、主にあって彼を迎えて欲しい。また、こうした人々は尊重せねばならない。
30 彼は、私に対して貴方方が奉仕のできなかった分を補おうとして、キリストの業の為に命をかけ、死ぬばかりになったのである。
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