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2019年10月24日00:01

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ローマ11章

01 そこで、私は問う、「神はその民を捨てたのであろうか」。断じてそうではない。私もイスラエル人であり、アブラハムの子孫、ベニヤミン族の者である。
02 神は、予め知っておられたその民を、捨てる事はされなかった。聖書がエリヤについて何と言っているか、貴方方は知らないのか。即ち、彼はイスラエルを神に訴えてこう言った。
03 「主よ、彼らは貴方の預言者達を殺し、貴方の祭壇をこぼち、そして、私一人が取り残されたのに、彼らは私の命をも求めています」。
04 しかし、彼に対する御告げは何であったか、「バアルに膝を屈めなかった七千人を、私の為に残しておいた」。
05 それと同じように、今の時にも、恵みの選びによって残された者がいる。
06 しかし、恵みによるのであれば、最早行いによるのではない。そうでないと、恵みは最早恵みでなくなるからである。
07 では、どうなるのか。イスラエルはその追い求めているものを得ないで、ただ選ばれた者が、それを得た。そして、他の者達は頑なになった。
08 「神は、彼らに鈍い心と、見えない目と、聞えない耳とを与えて、今日、この日に及んでいる」と書いてある通りである。
09 ダビデもまた言っている、「彼らの食卓は、彼らの罠となれ、網となれ、躓きとなれ、報復となれ。
10 彼らの目は、眩んで見えなくなれ、彼らの背は、いつまでも曲っておれ」。
11 そこで、私は問う、「彼らが躓いたのは、倒れる為であったのか」。断じてそうではない。かえって、彼らの罪過によって、救が異邦人に及び、それによってイスラエルを奮起させる為である。
12 しかし、もし、彼らの罪過が世の富となり、彼らの失敗が異邦人の富となったとすれば、増して彼らが全部救われたなら、どんなにか素晴らしい事であろう。
13 そこで私は、貴方方異邦人に言う。私自身は異邦人の使徒なのであるから、私の務を光栄とし、
14 どうにかして私の骨肉を奮起させ、彼らの幾人かを救おうと願っている。
15 もし彼らの捨てられた事が世の和解となったとすれば、彼らの受け入れられる事は、死人の中から生き返る事ではないか。
16 もし、麦粉の初穂が清ければ、その塊も清い。もし根が清ければ、その枝も清い。
17 しかし、もしある枝が切り去られて、野生のオリブである貴方がそれに継がれ、オリブの根の豊かな養分に与っているとすれば、
18 貴方はその枝に対して誇ってはならない。例え誇るとしても、貴方が根を支えているのではなく、根が貴方を支えているのである。
19 すると、貴方は、「枝が切り去られたのは、私が継がれる為であった」と言うであろう。
20 正に、その通りである。彼らは不信仰の故に切り去られ、貴方は信仰の故に立っているのである。高ぶった思いを抱かないで、寧ろ恐れなさい。
21 もし神が元木の枝を惜しまなかったとすれば、貴方を惜しむような事はないであろう。
22 神の慈愛と峻厳とを見よ。神の峻厳は倒れた者達に向けられ、神の慈愛は、もし貴方がその慈愛に留まっているなら、貴方に向けられる。そうでないと、貴方も切り取られるであろう。
23 しかし彼らも、不信仰を続けなければ、継がれるであろう。神には彼らを再び継ぐ力がある。
24 なぜなら、もし貴方が自然のままの野生のオリブから切り取られ、自然の性質に反して良いオリブに継がれたとすれば、増して、これら自然のままの良い枝は、もっと容易く、元のオリブに継がれないであろうか。
25 兄弟達よ。貴方方が知者だと自負する事のない為に、この奥義を知らないでいて貰いたくない。一部のイスラエル人が頑なになったのは、異邦人が全部救われるに至る時までの事であって、
26 こうして、イスラエル人は、全て救われるであろう。即ち、次のように書いてある、「救う者がシオンから来て、ヤコブから不信心を追い払うであろう。
27 そして、これが、彼らの罪を除き去る時に、彼らに対して立てる私の契約である」。
28 福音について言えば、彼らは、貴方方の故に、神の敵とされているが、選びについて言えば、父祖達の故に、神に愛せられる者である。
29 神の賜物と召しとは、変えられる事がない。
30 貴方方が、嘗ては神に不従順であったが、今は彼らの不従順によって憐みを受けたように、
31 彼らも今は不従順になっているが、それは、貴方方の受けた憐みによって、彼ら自身も今憐みを受ける為なのである。
32 即ち、神は全ての人を憐む為に、全ての人を不従順の中に閉じ込めたのである。
33 ああ深いかな、神の知恵と知識との富は。その裁きは窮め難く、その道は測り難い。
34 「誰が、主の心を知っていたか。誰が、主の計画に与ったか。
35 また、誰が、まず主に与えて、その報いを受けるであろうか」。
36 万物は、神からいで、神によって成り、神に帰するのである。栄光が永久に神にあるように、アーメン。
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