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2018年12月08日00:12

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ヒラマン9章

01 さて見よ、ニーファイがこれらの言葉を語り終えると、彼らの中のある者達が裁き司のいる所へ走って行った。即ち、五人の者が行き、行く途中で互いに言った。
02 「見よ、この男が預言者かどうか、またこのような驚くべき事を我々に預言するように、神がこの男に命じたのかどうか、必ず分かるだろう。見よ、我々は神が命じたとは信じない。真に、彼が預言者であるとも信じない。しかし、彼が大裁き司について言ったこの事が本当で、大裁き司が死んでいれば、彼の語った他の言葉も本当だと、我々は信じよう。」
03 そして彼らは力の限り走って、裁き司のいる所に入って行った。すると見よ、大裁き司が地に倒れ、血の中に横たわっていた。
04 さて見よ、彼らはこれを見ると非常に驚き、地に倒れてしまった。彼らはニーファイが大裁き司について語った言葉を信じていなかったからである。
05 しかし、彼らは見て信じ、ニーファイの語った裁きが全て民に下るのではないかという恐れに打たれた。そして、その為に彼らは震え慄き、地に倒れてしまったのである。
06 ところで、裁き司が殺されるとすぐに、即ち、彼の兄弟が密かに彼を突き刺して逃げるとすぐに、従者達は走って行き、人々に殺害の事を大声で告げ知らせた。
07 すると見よ、人々は裁き司の席のある場所に集まって来たが、見よ、驚いた事に、五人の者が地に倒れていた。
08 さて見よ、人々は、ニーファイの庭に集まっていた大勢の者の事は何も知らなかったので、互いに、「この男達は裁き司を殺した者達だ。この男達が我々から逃げられないように、神が打たれたのだ」と言った。
09 そして彼らは、この五人を捕らえて縛ると、牢に入れた。それから、裁き司が殺され、殺人者達が捕らえられて牢に入れられたという事が広く告げ知らされた。
10 そしてその翌日、殺された大裁き司の埋葬に当たって、人々は哀悼の意を表し、断食する為に集まった。
11 その為、ニーファイの庭にいて、彼の言葉を聞いた裁き司達も、埋葬に集まっていた。
12 そして彼らは人々の中で、「大裁き司が死んでいるかどうか調べる為に遣わされた五人の者はどこにいるだろうか」と尋ねた。すると人々は、「貴方方が遣わしたと言うその五人については、我々は知りませんが、殺人者である五人の者は牢に入れてあります」と答えた。
13 そこで裁き司達は、彼らを連れて来るように求め、彼らは連れて来られた。見よ、それは遣わされた五人の者達であった。そこで見よ、裁き司達は、その件について彼らに尋ね、彼らは自分達の行った事を全て、裁き司達に話した。
14 「私達は走って、裁き司のいる所に行きました。そして、ニーファイが証した通りの事を全て見たので、驚いて地に倒れてしまいました。そして、驚きが収まって正気に戻ると、牢に入れられていました。
15 この方の殺害に関しては、私達は誰がそれを行ったのか知りません。私達の知っているのは、ただ、貴方方に求められた通りに私達が走って行ったところ、真に、ニーファイの言葉の通りに、この方が死んでいた事です。」
16 そこで裁き司達は、人々にその事をよく説明し、ニーファイを非難して叫んで言った。「見よ、我々は知っている。そのニーファイという者が誰かと共謀して、裁き司を殺したに違いない。そして彼は、その後に我々にその事を告げ、我々を彼の信仰に転向させて、自分が神の選ばれた偉大な者に、また預言者になろうとしたのだ。
17 さて見よ、我々はその男を調べよう。その男は自分の悪事を自白し、この裁き司の本当の殺害者を我々に告げるだろう。」
18 そして五人の者は、埋葬の日に釈放された。しかし彼らは、裁き司達がニーファイを非難して語った言葉の事で、裁き司達をたしなめ、彼らの一人一人と論じ合って、彼らを言い伏せた。
19 にも拘らず、裁き司達はニーファイを捕らえて縛らせ、群衆の前に連れて来させた。そして彼らは、色々な方法で彼を尋問し、彼に矛盾した事を言わせて、死刑にする訴えを起こせるように謀った。
20 そして、彼らは彼に言った。「おまえは共謀者だ。この殺害を行った当人は誰だ。我々に話して、おまえの悪事を認めよ。」また言った。「見よ、ここに金がある。もしおまえが我々に話して、おまえが殺人者と取り決めを結んだ事も認めるならば、我々はおまえの命を許してやろう。」
21 しかし、ニーファイは彼らに言った。「おお、愚かな者、心に割礼のない者、盲目な者、強情な民よ。貴方方がこの罪の道を歩き続けるのを、主なる神がいつまで許されるか、貴方方は知っているのか。
22 おお、貴方方は悔い改めなければ、今貴方方を待ち受けている酷い滅亡の為に、泣きわめき、嘆き悲しむようになるに違いない。
23 見よ、私がある男と共謀して、私達の大裁き司であるセゾーラムを殺させたと、貴方方は言う。しかし真に、貴方方に言うが、貴方方がそう言うのは、貴方方がこの事について知る事ができるように、私が証した為である。即ち、貴方方の中にある悪事と忌まわしい行いを知っている証拠として、貴方方に証した為である。
24 ところが、私がこのようにしたので、貴方方は、私がある男と共謀してこの事を行わせたと言う。また、私がこのしるしを貴方方に示したので、貴方方は私の事を怒り、私の命を取ろうとしている。
25 さて見よ、私はもう一つのしるしを貴方方に示し、貴方方がこの事で、私を殺そうとするかどうかを見よう。
26 見よ、貴方方に言う。セゾーラムの兄弟であるセアンタムの家に行き、彼に、
27 『この民について非常に多くの災いを預言している、自称預言者のニーファイが貴方と共謀し、それで貴方方が兄弟のセゾーラムを殺したのですか』と言いなさい。
28 見よ、彼は、『そうではない』と貴方方に言うだろう。
29 そこで、貴方方は彼に、『貴方が兄弟を殺したのですか』と言いなさい。
30 すると彼は恐れて立ち尽くし、言葉に詰まる。そして彼は貴方方の言葉を打ち消し、驚いたふりをするだろう。それでも、自分は潔白であると貴方方に告げるだろう。
31 しかし彼をよく調べなさい。そうすれば、彼の外套の裾に血が見つかるだろう。
32 貴方方はこれを見たら、『この血はどこでついたのですか。これは貴方の兄弟の血ではないですか』と言いなさい。
33 すると彼は震え慄き、まるで死んだように蒼白になる。
34 そこで貴方方は、『このように恐れ、また顔色が蒼白になったからには、きっと貴方が罪を犯したのだろう』と言いなさい。
35 すると彼は、益々恐れて、やがて貴方方に自白し、自分がこの殺害を行った事を最早否定しないだろう。
36 それから彼は、神の力によって私ニーファイにそれが示されたのでなければ、その事について分かる筈がないと、貴方方に告げるだろう。その時貴方方は、私が正直な男であり、貴方方の元に神から遣わされている事を知るだろう。」
37 そこで彼らは行って、ニーファイから言われた通りにした。すると真に、彼の言った言葉は本当であった。セアンタムはその言葉の通りに否定し、またその言葉の通りに自白した。
38 そして、彼自身が正にその殺害者である事が立証されたので、五人の者は釈放され、ニーファイも釈放された。
39 ニーファイの言葉を信じた者がニーファイ人の中に何人もおり、また五人の者が証した事で信じた者も何人もいた。五人の者は、牢の中にいた間に改心していたからである。
40 そして、ニーファイは預言者であると言う者が、民の中に何人もいた。
41 また、「神でなければ全ての事を知る事ができないので、真にこの人は神だ。この人は私達の心の思いを告げ、また色々な事も私達に告げてきた。私達の大裁き司の本当の殺害者さえも教えてくれた」と言う者達もいた。
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