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日記一覧

【母の入院第8日】20190831
2019年08月31日17:53

今日の西郷屋敷とアイスコーヒーと死んだ蝉。

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【母の入院第7日】20190830
2019年08月30日17:21

病室の母の頭上の小窓。

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【母の入院第6日】20190829
2019年08月29日16:10

朝8時過ぎに、民生委員さんの署名捺印をもらひ、10時ごろ、弟のクルマで市役所に、年に一度の介護手当の申請書類を提出。今回の入院が一か月を超えることが確実なので、来年の手当ては貰へぬことが確定らしい。

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のに終つた。ディオニューソス的裸體像のこのやうな變貌がいつたい何を意味するのか、もしできるものならそれを解明してみることは、いささか寄り道にはなるが、興味深いことであらう。裝飾といふものは、眼を樂しませるためにある。そのイメージは、あまり深

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【母の入院第5日】20190828
2019年08月29日00:05

今日明日は、弟が仕事休みなので、今日は、父を母の入院中の病院へ連れてゆく。相部屋に三人見舞でひしめき合ふのを回避するため、私は、見舞ひの時間を遅らせ、父が帰るのと入れ替はりに行く。差し入れの「あんこのないかるかん」を一個だけあげる。夕食後、

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【母の入院第4日】20190827
2019年08月27日16:08

今日は最高気温が30度を切つた。西郷屋敷で、蝉が一匹死んでゐた。母の病室は、昨日までの個室から相部屋に移動されてゐた。ここは五年ほど前に、母の居た部屋である。

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【母の入院第3日】20190826
2019年08月27日03:07

母の入院により、自宅介護の日々の習慣が、突然なくなつて拍子抜けする。朝と昼のヘルパーの訪問、週に二回のデイケアがない。先日来の肩の痛みで腕があがらぬこともあり、午前中だらだらと過ごし、痛い腕に鞭打つて、食事をとり、午後三時過ぎに病院まで歩く

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【母の入院第2日】20190825
2019年08月26日16:29

武町内のH内科へは、武村の西郷屋敷跡の前を通つてゆく。この日撮影した対座する銅像の左下に、坊主の後ろ頭のやうなものが映り込んだ。翌日確認したが、それらしきものはない。矢張りあれは、坊主頭にして、名を「一梅」と名乘つてゐた、武村隱棲時の西郷ど

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【母の入院第1日】20190824
2019年08月24日18:28

母はここ數日腰部の痛みを訴へて、體を起こすことが出來ないため、點滴と痛み止めを處法されてゐたが、今日になつて、T町内のH内科に緊急入院となつた。診斷は、脊椎に新たな變形が見られるのと、胃が胸まで迫り上がつてゐるとのこと。さしあたり、點滴と、坐

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通するものをもつてをり、同じ一人の藝術家の構造に基づくもののやうである。一般に、これらのネレイデスたちは、ディオニューソス的ではない。彼女らは、魚の尻尾をした仲間たち、すなはち海のケンタウロスとも言ふべき海馬の背中に快適さうに坐つて〔220圖

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ウスが、ドミティウス・アヘノバルブスによつてローマにもたらされた彫刻群像を描寫した時の呼び方によれば「コルス・フォルキ」などの活氣に滿ちた姿をも生み出したやうである。これらのモティーフについても、若干の斷片的なものが殘されてをり、それらはマ

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014意味
2019年08月21日04:27

或る事象(人間的、生物學的現象、あるいは物理的現象さへ)の意味を知らうとする場合 、その事象を所有し横領し占有してゐる力が、またその事象の中に表現されてゐる力が、どのやうなものであるかを知らないかぎり、我々はその事象の意味を見出すことは決し

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愚者
2019年08月20日09:22

「彼ら死者たちは愚かな事柄のために身體生命を無駄にした。それは犬死にである」世の知識人の大半はこのやうに言ふ。私は言ふ「賢明に命を棄てることなど《絶對に》出來ない」と。行爲は不可逆的な時への參與であり、そののちの未來への全き無知の中で完了す

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011系譜の概念
2019年08月20日02:17

ニーチェの企ては、ごく概括的に言ふなら次のことである。すなはち、哲學の中に意味と價値の概念を導入すること。明らかに現代の哲學は、大部分ニーチェの遺産によつて生きて來たし、また現在も生きてゐる。だが、おそらくそれは彼がさう願つたであらうやうな

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ッカントたちは、盛期ルネッサンスや、ティツィアーノの《バッカナーレ》を思はせる。テルメ美術館にあつて、石の表現のなかにブロンズの浮彫の特徴を示すある石棺は、ヴェネツィア派の巨匠たちのやうな豐滿な肉體と熱つぽい表現を示してゐる。ジョルジョーネ

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窮極的にその權威と力とをそこから汲み取ることになるあの古代の感性的宗教の一部をなすものなのである。ドレスデンのマイナデスが廟墓のフリーズ彫刻と關係があることから考へて、現在浮彫や石棺の表面に殘つてゐるディオニューソス的モティーフの多くも、ス

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紀にいたつて、プラクシテレスとスコパスは、ともにマイナデスを主題とした彫刻群像を作つてゐる。そして極めて稀な幸運により、スコパスの作品は、原作の生命力を幾分なりとも留めてゐる小さなレプリカによつて、我々に傳へられてゐる〔216圖〕。スコパスの

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を強調することは、しばしばその例が見られるやうに、裝飾的に過ぎて現實感を失はせることにもなる。片手に首を切り落とされた仔山羊の死骸を抱き、もう一方の手で小刀を振り廻すあの有名なマイナデスの姿は、ほとんど裝飾的象形文字以上のものではない。彼女

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R.I.P.
2019年08月17日10:35

どつかのヨガ教師wが發明したといふ踵の低い靴「アース・シューズ」を履いたピーター・フォンダがイメージ・キャラクターだつた、レナウン「シンプル・ライフ」https://www.youtube.com/watch?v=5d3nlEuc4RM&feature=share

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もうひとつのグループは、マイナデスすなはちバッカント(バッカスの巫女)たちを表したもので、彼女らの身體は「ティアソス」の陶醉に没頭してゐる。これらは、おそらくディオニューソスの祭壇の一部であつたもので、現在ではニューヨークおよびマドリードに

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に於いては、意志は消滅し、肉體は何か非合理的力に捕へられる。それ故、身體はある點から別の點まで、最も目的に適つた最短距離にしたがつて移動するのではなく、捩れたり、跳びはねたり、後に戻つたりして、あたかも永遠に存在し續ける假借ない重力の作用か

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「偉大なオリンポスの外にある小さなオリンポス……」ウォルター・ペイターは、その『ディオニューソス研究』の冒頭で、サテュロスとか、マイナデスとか、森の神々とか、ネイレデスなど、ギリシャの想像世界に於いては人間性のなかの非合理的要素、ないしは動

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思考は、思考と行爲の間の「深淵」を、思考によつて易々と乘り越えられるかのやうに錯覺するが、實は、それは「絶對に」不可能である。すなはち、我々に可能な行爲は愚行のみである。これは簡單に證明可能である。行爲とは、その行爲の刻限に不可逆的に關はる

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