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2020年05月30日04:35

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グラフィック:ウォール街犯罪パートII –マネーロンダリング


注:不法な富で購入されたすべての資産は、裁判なしで没収されます。これには、コネチカットのウォーターフロントにあるすべての邸宅、世界中のすべての不動産、ヨット、航空機、金と銀の在庫、宝石などが含まれます。

ハイラーキーの出現』輪読第11回

第二章 世界の全般的な状況 

世界の危機 1939年9月 の続き

前回は、今起きている危機が2つの勢力の歴史的な衝突に由来し、また、その2つ勢力がなぜあるのか、という説明だった。

そして、今回はいよいよ「現代」!


現代

「現代」という時代を取り上げるにあたり、認識すべきこと2つ。

1 十戒(モーゼの)が、物質主義と霊性をより明確に分ける役割を果たした。
十戒が、物質的な傾向の物質的な表れに注意を向けるよう明確に表し、それを促した、という。十戒が「○○をしてはならない」という禁止系の言葉を使っているのは、この時期の人類の知性が低かったためらしい。


2 ハイラーキーが撤退した。
これは、人類が成熟し、神聖な特性である「自由意志」と「マインドの識別力」の使用ができるようになったからである。アトランティス時代には自由意志は全くなかったという。



その自由意志だが、私たちが思想の自由とか個人の権利と呼んでいるものは、単なるその特質に過ぎず、私たちは、聖なる原理に基づいている自由意志について、まだあまりよく知らないらしい。

人類が古代から経験している試練とは、知識や科学的な知的能力を「集団」の利益に捧げるか「利己的」な目的に捧げるか、「物質的な」問題に捧げるか「霊的」な動機や衝動に捧げるか、の選択そのもの。

そして、これが今日マインドの領域に持ち込まれ、対立が激しさを増し、争点がより明白になり、いわゆる光と闇の二つの集団が明確になってきた。

その中において、人類は最終的な解放に向けて自由意志で選べるほどの発達を遂げてはいるが、一般大衆がそれを十分発揮する状況ではないのだという。

これはどういうことかというと、現在の危機、光と闇の戦いは、生まれ変わったアトランティス時代の指導者たちのほんの一握りの人々が現在、地上での光の勢力または闇の勢力を指揮し、彼ら指導者たちの意志を自らの意志とする一般大衆を率いているという現象。

光と闇の勢力とは、霊的で利他的なより高い価値を思考し、犠牲、集団の利益、世界的な理解を基調とする前者と、物質的なものに集中し、利己的な目的を持ち、野心や獲得精神によって動かされている人々である後者であり、世界はこの二者に分裂している。



そして、分裂があまりに大きくなったので、ハイラーキーたちは、シャンバラのフォースが世界に直接流れこむことを、それに伴う危険を承知の上で許可した、という流れだ。

それにより、生活状況を向上させたいという大衆の欲求が促進され、ファシズム、民主主義、共産主義、そして、ナチズムまでもが生まれた。シャンバラの影響力で、表現力と想像力が豊かになったためだ。

しかし、その中で、形態を表現する力を得ようという意志の流入(シャンバラのフォース)により、刺激を受けたパーソナリティたちからなるグループが、各地で、光または闇の動機により、大衆を統制している。

これは、
「人類が正しい目標、正しい人間関係、人間の運命的な未来についてより明瞭に理解した上で、比較的すんなりと新しいアクエリアスの時代に移行していくことができるよう、運命の主方はこの世界情勢を利用している」(p171)
ということだそうだ。


利用ねぇ。すべては神の計画とはいうが、少々残酷。
しかし、そうでもしないと人間は苦しまず、つまり、成長しない・・・か。



大師は、大師の言うことを立証したり、その発言が正確であるかどうかを検証したりする立場に私たちはいない、と釘をさし、重要なことは、

「はっきりと問題点を理解し、関連する価値観を公正に評価し、対立する両グループを動かしている理想を正しく把握すること」(p171-172)
という。

はい。
しっかりと留意すべきことは、今日、どっちがどっちの勢力か、またそれを国やグループ単位で分けることもできないということ。全ての国に、善意の概念など光の勢力に反応する人々も必ずいれば、また、真の問題を観ようとしない闇の勢力に反応人々もいる、ということ。

善意と理解の確立を願う人々は多数を占めているが、比較的無力であり、現在のところでは、情勢を支配したり、自国の指導者を導くには至っていない、という。

もう一つのグループは、古代からのカルマにより闇の主方の子孫にあたる人々であり、彼らの行動や理想で、物質主義の勢力として活動する。面白いことに、彼らの中で最も危険な人々でさえも、何らかの「理想主義」を意識はしているという。ただ、形態の活動を介して物質界で力を得ようという意志に過剰反応しているのだそうだ。

「彼らは物質そのもの物に内在し、形態や存在する者の維持に自らの影響力や活動を捧げる生命やエネルギーの焦点になっている。彼らは新しいものを否定し、人間の進化と発達を引き留めようと絶えず努力している。」(p171)


真の問題は意識の領域にあるということ。

戦いは、
形態と、形態内の生命との間で、
人間の霊の解放につながる進歩と、意識の束縛やその自由な表現の制限につながる活動との間で
繰り広げられている。


大師による心からのお願い。

「自分自身や自分の信奉するイデオロギー形態に従うすべての人を光の勢力の側についていると見なし、自分と意見の合わない他のすべての人やそのイデオロギーを闇の勢力の側についていると見なすことによって、分裂を拡大させないように。」(p173)


問題点は、
* 国や民族の習慣などに制約されず、善をなさんという意志の表現
* すべての存在に対して愛を示すことによる、すべての憎悪の分離の一掃
* 人間の全般的な利益や幸福よりも何事をも優先しないすべての国
それらの権利であるとしている。

民主主義の安全、生活圏の確保、小国の擁護、権力の均衡、武力に対する武力退行、過去の境界線の回復、望ましいと思われる文化の強要、経済崩壊の阻止、国家の権益の維持は、現在の指導者たちの論点であるが、しかし、真の問題点は、目に見えない方向性というもの。

利他主義、世界の和合を推進するか、利己主義、侵略の道を行き、自由などの真の価値を犠牲にするか、の方向性である。

ちなみに利己主義は、積極的な侵略を通して示されるだけでなく、積極的な中立を通して示されることもある。なので、この戦いに全く関与しないことで、争いを長引かせるのに手を貸し、自国民からの有益な機会を奪うことになる。


人類の中には、統合を成し遂げ、感情と知覚とマインドを融和させて表現できるようになって、外界の出来事やイベントを計画し、指揮し、実現し、人類の中の焦点となっている人々がいる。

こうした人々は、

1. 諸国民や少数民族を融合し、調整統合された帝国や文化的な国家の設立を促す
2. 国境を変更し、境界を修正する

という役割を担う。

「これによって、アジア、ヨーロッパ、アフリカに関して、世界地図の全面的な見直しを行うことができるようになる。」(p175)


これは、各地域の経済圏 ? 自由貿易圏 ? などのことを指しているのであろうか?


「現代」の節、まだまだ続きまーす・・・
https://phytob.exblog.jp/31206714/?fbclid=IwAR0aJOH3-fi35rYbO6b0FkP6B3zPiRWGfsZKeAzg8h50p8iF3uCCidbBksI
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