mixiユーザー(id:1919010)

2020年05月25日11:14

107 view

『ハイラーキーの出現』第二章「世界の全般的な状況」〜「来るべき世界秩序」(2)

歴史上、危機は幾度となく訪れたが、

地球の全人口を巻き込むほどの危機ではなかった。



 危険、困難、戦争、飢饉、苦悩の時代はあったが、

現代のように膨大な数の人々の生活が条件づけられることは

なかった。



 何度も何度も、指導者、征服者、独裁者、世界的な人物が

現われてきたが、彼らが到来した時代には世界的な通信手段が

未発達で、国家的な制約もあったため、

その影響力は限定されていた。



 そのため、彼らの力が全世界に及ぶことはなく、

彼らの前進は彼らが生きた時代の条件によって阻まれた。



 今日では、地球全体が巻き込まれ、

世界のすべての国が間違いなく影響を受けている。





 防壁を築いて対岸の火事を決め込み、

戦争を回避しようという不毛な努力が見られる。



 一方では多くの国が、支配的なグループによって

その旗下に加えられ、全体主義諸国か、

あるいはそうした国々に敵対している国々と同盟を結んでいる。

 実際のところは好戦的ではない国家も、

自国の国体を守ろうとして同じように活動的になっている。





 今日の戦争は、世界戦争である。

 次のような国々が関与している。

1 野心的な独裁者に支配された戦闘的な侵略国。

2 自国や人類の自由を守ろうとしている国々。

3 関連する問題を検討し、どちらかの陣営につく必要に迫られている

 中立諸国。





 この戦いは日ごとに勢いを増している。

 毎週、世界の新たな地域が戦いに巻き込まれている。

すべての国で、そして――間違いなく――征服者の抑圧のもとで

感覚を失い、苦しみを味わっている地でも、

現実的な問題、今にも起こりそうな経済的な結果、

政治的な意味合いがますますはっきりと浮かび上がってきている。



 そうした地で静かな、今のところ声なき反乱が起こっている。

 内面的な無言の反則そのものが世界平和にとって脅威に

なっており、そうした反乱が完全に表面に現わされるならば、

世界はさらに戦争の泥沼にはまりこむことになるかもしれない。





*************************





人類の歴史の中で、

戦争は今日まで途切れることなく続いてきましたが、

「世界大戦」と呼ばれるものは、第1次・第2次の

世界大戦のみで、それ以外には、世界全体を巻き込む規模のものは、

確かに存在しなかったのでしょう。



そして、世界大戦の意味は、それまでの人類のカルマの清算、

ということがあったわけで、それはある程度は達成されたけれども、

まだ十分ではなかったので、その残りの分の清算が、

今日行われていると、考えられるわけです。



今日の新型コロナに端を発し、(先のシリーズで書いたように)

パンデミック・インフォデミック・エコノデミックという

3つの症状として現れ、すわなち3つの戦場で争われている

「第3次世界大戦」も、第1次・第2次と同じように

世界全体を巻き込んだ戦争になっていますが、



相違点を考えてみますと、

過去の2つでは、国家単位で連合国と枢軸国〜光と闇の、

どちらかについて、それぞれが2つのチームの、

どちらかに属して戦う、という形でしたが、



現在は、各国政府はそれぞれの方針で活動していて、

アメリカと中国がかなり危険な状況にあるとか、

国家間で敵対したり、仲が良かったり、ということはあるものの、

明確に2チームに分かれて戦っているというわけではなく、



国家を超えた枠の中で、

闇の勢力に導かれたディープステート側に属する人々と、

それに闘いを挑んでいる光の勢力に組する人々の間で争われ、

その中間に位置する、日和見菌的な大多数の一般人が、

それに巻き込まれながらも、徐々に光の勢力に加入する人が増え、



絶体絶命の危機を迎えつつある闇の勢力側が、最後の手段として、

かつては陸・海・空軍で争われていた戦場を、

健康〜病気・情報・経済を舞台に変えて攻撃を仕掛けている、

というように、読むことができるのではないか、と思っています。
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年05月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31