週末は、魚屋さんに行きます。
土曜日には、カマス2匹とキンメダイ1匹とを求めます。
カマス2匹のうち、1匹は塩焼きです。お作法通り水洗いしたあと、皮に塩をして、焼くまでの間、冷蔵庫で保存します。もう1匹は刺し身です。三枚に下ろします。これも、冷蔵庫です。いただく直前に皮をはいで、そぎ切りにするのです。刺し身の場合、頭や粗(あら)が残ります。あとでみそ汁にするので、暫定的に冷蔵庫に入れます。
キンメダイのほうも刺し身にしますが、いただくのは土曜日ではなく翌・日曜日です。三枚に下ろして、冷蔵庫です。こちらも、カマス同様、頭と粗があります。頭は日曜日に塩焼きにして食べることにして、冷蔵庫です。
さて、粗、ですね。カマス1匹分の頭と粗、そしてキンメダイの粗です。
あらかじめ、ニンジンとダイコンとを適当な大きさに切って、鍋に入れておきます。そこに水(適量)を張って、みそ(適量)を入れます。カマスの頭と粗、キンメダイの粗を入れて、強めの中火で煮立たせます。沸騰する直前から、あくが湧いてきます。あくを丁寧に取ります。火はなるべく強めのまま煮立たせ続けると、あくが後から後から出てきます。ひたすら、あくを取ります。だいたい6分くらいで、そんなに出なくなります。少し火を弱めて、煮続けます。まあ10分から20分ですか。お好みで。
頭と粗とは、「味わうため」というより、完全に「だしのため」です。ネギなどの薬味や緑の野菜を加えると、立派な料理になります。カマスとキンメダイのみそ汁は、土曜日にいただいてしまいます。
翌・日曜日は、キンメダイの刺し身だけでは物足りなくなります。追加でアジフライが食べたくなります。アジの頭と粗とが余ります。カマス+キンメダイのみそ汁と同様に、調理します。みそ汁にすると、アジは全く負けていません。
結局、みそ汁のために魚をさばいている私です。
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