『死海文書』の名前は有名だけど、
実際に、目にしたことはありませんでした。
その『死海文書』が、ぷねうま舎
https://www.pneumasha.com/
から、続々と日本語に翻訳されています。
http://bit.ly/2LMSs4D
身近にある本は、印刷されたものです。
大昔は、印刷などありません。
「聖書」のように大昔の本は、
いま目の前にあるような印刷物ではなく、
書きつけられたものです。
印刷された本に慣れ親しんでいると、
印刷された物が絶対的な存在と
思い違いしてしまいます。
この1冊が正しい、と。
記した者がいて、編集した者がいて、
それが整然とした印刷物になった段階で、
ひょっとしたら、豊饒な手書きの文章の
大部分がそぎ落とされてしまっているかもしれないのです。
だから、死海の遺跡から発見された
『死海文書』という写本を読み解くことで、
自分が抱いていた「偏見」が根底から覆るはずです。
なんて言いつつ、『死海文書』は積ん読のままです。
週末、『死海文書』を食卓に置きます。
1980年、大学1年のときに大学生協で買った『旧約聖書』と一緒に。
こうしておけば、読まないわけにいかないじゃないですか。
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