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2020年04月03日16:03

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花筏 川面華やぐ 宴かな 巡る姿は 変わらざりとも

3月最終週、4月第一週、日経平均は先週の大陽線に対して、孕み陰線、変動幅は小幅になっています 寄り値は18884円、引値は17820円、1064円安、先週は2819円高ですが、寄り値が下げて始まり、先週寄り値は16570円、引値は19389円で、上げの大半はもう飛んでいます まあ日銀の出動は3月は4回で一回当たり2千億円、4月は1200億円、月明けには企業の減損処理、保有株の強制低価評価損50%を計上不要との政策措置で、それまでのお化粧買いと言う指摘は当て嵌まってもおかしくはないです 政策介入で振らされる株価より原油価格の方が経済実態を反映しています 原油価格は木曜になってサウジとロシアの減産期待で1バレル20ドル台から一時は27ドルまで急伸です 更に備蓄量増加をトランプ閣下は意向です まあ、アメリカが備蓄高をリーマンの際より減量したのは自国産シェールオイルの普及に依ります アメリカは自国需要を賄えます アメリカの新規失業保険申請者数は過去最高で664.8万人、今晩は米雇用統計で市場予想は25万人減少、ただこれは先の失業保険申請者数を含まない数字になります 今後のドル円はドル高、円高で横這い見通しです 消費者信頼感指数は凡そ低下の一途です 中国の直近の経済指標は好転し事業活動再開を反映していますが、再感染懸念との綱渡りです GDPの債務割合と経済成長はアメリカは1の経済成長に3の債務が必要で、更に5が必要になります 債務は買い支える限り存続します 米ドルは交際決済通貨、世界最大の債務国でも自国通貨で決済出来ます 中国には其れが出来ない 日本は世界最大の債権国で、米ドル資産を保有しています 物価は需給関係で決まりますので、供給態勢が温存されている限りに於いて、貨幣の多大な供給も巷で言われるインフレにはなりません ただ供給の寸断や例えば中東からアフリカ、インドに渡る蝗害が食料需要に反映した場合には食料品価格は急騰します これ、浅井隆の著作にあったシナリオと重複はしています サウジの採掘費用は1バレル2ドルですが、同国財政では30ドル、50ドルがシェールオイルの採算点です 過去の景気後退は15回で株価は平均29%の下落、現在値はこの辺、リーマンショックの際は63%下落です 目下の世間の予測では此の侭で済む筈もなく、底値探りは続き、現在から4割減の日経平均は10800円、GPIFは直近で18兆円損失、更に株価4割減なら50兆円損失です 60歳雇用者の70歳雇用の義務化法案が通りましたが、多額割合の雇用助成金にも関わらず、進展するのは60歳未満の大量人員整理です 凡そ政府の緊急施策は個人は自己救済で給付は無論、貸与も自己申告制で厳格な審査制を採っています 窓口に直接列を作っての申請 多分に国内の感染状況が危機的水準に達していない事にありますが、経済的打撃には変わりありません 専門家に寄ればウイルスに効果なしの今回の布マスク贈与が無条件での個人への最初で最後の贈与になってもおかしくないです これから本格的な景気後退が如術に現れます また経済環境も社会環境も大きく変貌します それ以前の時代に戻ることはありません 企業のテレワークにせよ、学校のネット授業体制にせよ、余りにも、環境は整ってはいません この巣篭り社会とて多くの巣籠の不可能な仕事に寄って成り立っています これから、どの様な社会を想定するのか、ただ直近の課題として、欧州での感染者増加率が停滞、減少傾向へとは言いますが、絶対数は増加し続けています 集中治療床数の人口当たり病床数は10万人当たり、30床がドイツ、12床がイタリア、5床が日本で専門家会議で国内感染に向けての危機的状況を警告しています そもそも直近の課題を克服しないことにはこれから更に感染禍を克服した未来などあり得ない、と言う認識すら共有されていません 桜は来年も咲くでしょう ただその頃の未来がどうなっているのか 現在でも様々な見通しがありますが、リスク評価が面倒な点です ピンチはチャンスですが当然にリスクと表裏一体です 皆様に於かれましてはどうかお元気でありますように 
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