無償化対象外の朝鮮学校で授業公開 教育内容に理解求め 大阪
2019年11月10日 12:33 毎日新聞
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5858697
高校無償化の対象から外れている大阪朝鮮高級学校(東大阪市菱江、
生徒数229人)で、民族教育への理解を深めてもらおうと、授業の
一般公開があった。
市民ら約160人が参加した。
朝鮮学校の高校無償化適用を求める訴訟では8月、同校の敗訴が最高裁で確定。
朝鮮学校の実像を知ってもらおうと開催された。
参加者は、英語や数学、社会などの科目で、朝鮮語で進められる様子を見学した。
教科書の展示もあり、「日本の教科書と内容的に変わらない」などの声が上がった。
授業の後には、在校生と教員、保護者のリレートークがあり、同校3年の
金紗希(キムサフィ)さんが「私はウリハッキョ(私たちの学校)が大好きです。
難しい状況にあるけど、もっと多くの人に学校のことを知ってほしい」と訴えた。
尹誠進(ユンソンジン)校長は「反日教育などとも言われるが、朝鮮学校の
教育がどうなのか、実際に見て判断してほしい」と話した。
参加した東大阪市の教員、塩崎考江さん(53)は
「特異な授業とは思えなかった。
他の日本人の子どもたちが通う学校と同じように、補助金が支給されるべきだと思う」
と感想を述べた。【柴山雄太】
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