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2018年09月12日12:22

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日本人ではない人が見よう見まねで作った寿司モドキ

生魚を食べた糖尿病患者が左手切断……欧米メディアが世界的「SUSHIブーム」にクギ
2018年09月06日 00:03 日刊サイゾー
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=53&from=diary&id=5276061

「健康的」というイメージも伴い、寿司が世界的にブームとなる中、
魚の生食の危険性に警鐘が鳴らされている。
 7月、寿司ネタとして使用されていた生魚から細菌に感染し、
腕を切断することになってしまった男性の症例を、
医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」が紹介。
これを引用する形で、各国メディアが取り上げているのだ。

 男性は韓国に住む71歳で、寿司店で生魚を食べた12時間後、
左の手のひらにゴルフボールのような腫瘍ができて腫れ上がり、
猛烈な痛みを覚えたという。
そして2日後、彼は病院へ駆け込んだ。
 医師の診断によると、男性は寿司ネタに付着していた
ビブリオ・バルニフィカス菌に感染していた。
さらに、2型糖尿病と高血圧に加え、透析を受けるほどの末期腎臓病を
患っていたことから、直ちに手術を行わなければ命の危険もあったという。
ちなみに糖尿病患者は、血液と栄養素が肌へ行き届きにくく、皮膚潰瘍の
合併症のリスクが特に高いことが知られている。

 そこで医師は、3.5〜4.5cmの大きさのになった腫瘍の膿を排出させて
感染組織を取り除いたのち、2種類の抗生物質を静脈注射して経過を見た。
しかし、手の甲や前腕部にまで広がっており、化膿した腫瘍は抗生物質と
手術のかいなく肥大。
その腫瘍は、壊死を引き起こす深刻なものだった。
 結局、寿司店での食事から25日後、男性の左手と前腕部は腐敗組織の
拡大を阻止するため、切り落とされることとなった。

 この悲劇を取り上げた英「デイリーメール」(8月29日付)は、
毎年約8万人の米国人が、汚染された魚介類(カキや甲殻類など)を
食べるなどしてビブリオ・バルニフィカス症を発症しており、
死亡例もあることを紹介。注意を促している。
 さらに米CNN(8月31日付)は
「The dangers of eating raw fish(生魚を食べることの危険性)」
というタイトルでこの話を引用するとともに、日本でアニサキスによる
食中毒が毎年約3,000件発生していると伝えた。
これに対しては、
「日本人とそのほかの人種は、消化器官の機能が違うことを心得るべきだ」
というネットユーザーの書き込みも見られる。
 しかし海外で起きた、衛生状態の悪い魚による感染症の例をきっかけに、
日本固有の食文化が否定されるのは納得がいかない気もする。
日本は、寿司の安全な調理法を世界に発信していくべきだろう。


寿司を食べた71歳男性、25日後に食中毒菌が原因で腕を切断(韓国)
2018年08月31日 04:02 Techinsight Japan
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=5267649&media_id=103

寿司を食べたばかりに腕を切断しなければならない事態になった男性が
韓国にいるという。
このほど、その男性の症例が医学雑誌
『New England Journal of Medicine
(ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン)』
で発表され、各メディアでも報じられるところとなった。

『Metro』が伝えたところによると、韓国の全州市に住む71歳の男性
(名は公表されず)は寿司を食べた後、中毒症状に陥った。
12時間後には掌や手の甲が腫れあがってどす黒く変色し、
4.5cm×3.5cmほどのゴルフボールサイズの出血性水疱ができた。

2日間にわたり、熱と激しい痛みを伴った男性は病院を訪れた。
検査では、男性は生鮮食品に含まれていた「ビブリオ・バルニフィカス」
という細菌に感染していたことが判明し、医師らは水疱の水を除去、
また2種の抗生物質を静脈内投与して治療を施した。
この細菌は健康な人であれば感染しても軽い下痢や腹痛程度で済むが、
糖尿病や臓器疾患がある人、免疫機能が低下している人には重篤な
症状をもたらすと言われている。
特に糖尿病患者は皮膚潰瘍の合併症を起こす危険性が高いとされており、
皮膚へ流れる血液と栄養素が制限されてしまうことで、感染後も傷が
癒えにくい、もしくは癒えないことがあるという。
男性は2型糖尿病を患っており、高血圧、更には末期の腎臓疾患を
抱えており透析を受けていたようだ。

そのため、病院での治療後も男性の症状は悪化。
手の潰瘍が壊疽を起こしていることに気付いた医師は、これ以上の被害を
防ぐためやむなく男性の左手と前腕を切断する決心をした。
思わぬ事態に発展し、寿司を口にしてから25日後には切断手術を
余儀なくされた男性だが、術後の経過は良好でその後は退院したという。

画像は『Metro 2018年8月29日付
「Man, 71, had hand amputated when skin started rotting 12 hours after eating sushi」
(Picture: The New England Journal of Medicine)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
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