徳勝龍関 幕尻優勝

大相撲初場所の千秋楽で
大関の貴景勝関に勝ち
初優勝した徳勝龍関を描きました

徳勝龍関は、今場所十両から幕内に復帰し
番付は幕内で一番下の前頭17枚目。
幕尻と呼ばれる番付です。

2日目に負けて、3日目から怒涛の13連勝！
20年ぶりとなる幕尻優勝を
果たしました。

奈良県出身の力士が優勝するのは
98年ぶりと
記録ずくめの優勝でした。


徳勝龍関は1986年生まれの33歳。
同級生には
昨年引退した、元大関・稀勢の里の
荒磯親方。
大関の豪栄道関。
三役(大関・関脇・小結)経験豊富な
妙技龍関、栃煌山関などの華々しい面々。

その中で徳勝龍関は
三役や三賞(殊勲賞・技能賞・敢闘賞)を
経験することなく
幕内と十両を行ったり来たりしていました。

勝ち続けているうちに
私も注目するようになって
場所の終盤は連日土俵際での逆転勝ちに
ヒヤヒヤしましたね (^_^;)

しかし今日の貴景勝関との一番は
大関に対して堂々と寄り切りを決め
男泣きの優勝となりました。

この涙には、場所の途中で急逝した
母校の近畿大学相撲部の監督に
対しての涙かもしれないですね…

初場所はここ数年
初優勝の力士が誕生してますが
これほど興奮して観戦に力が入って
嬉しかった初優勝力士は
いなかったですね…☆

言葉は、今日たまたま聴いていた
奥田民生さんの「花になる」の
歌詞の一部です。

徳勝龍関の名前が「誠」という
ところから
歌詞がぴったり合ってるかなと (^^ゞ