いうまでもなく、ライブレポ、特にワンマンライブの稿にあまりこういうことは混ぜて書きたくないのですが、もう、ニュースの半分以上がこの話になってしまっていると、やむをえません…
。
ご承知の通り、新型コロナウイルス
が猛威をふるってきています。現時点のニュースを見聞きする限り、もう市中感染の段階に進んでいて、さらに急激に拡大か…という感じが、筆者にはいたします。
こう書くと、またマイナス思考…などとどこかからお叱りを受けそうですが、襲い掛かってくる現実のほうがはるかにシビアだと思う2月の終わり。。。
筆者の勤め先でも、今週からはついに“リモートワーク推奨”の号令がかかってしまいました。顧客対応でも、大人数のところはできるだけ控えて…との通知も出ています。今のところ、プライベートにおいて“業務命令として(大人数の所へ出かけるのは)禁止
”とまでは言われていないものの、当日記の守備範囲は、まさしく大人数…、そうでなくても人口密度の高い、業務では行くことを控えるように言われる場所が対象となると、今後どうするか?というのは大いに悩ましいところです。。。
もともと、2月後半からしばらくは、仕事
が立て込んでいて、少しばかり”おと日記”的活動を控えようかな…という予定ではあったのですが、ここにコロナウイルスの話が加わると、先が見えないのが一番の気がかり。
その意味で、結果的にコロナウイルスの話をまだそれほど気にせずに済んだ、この日2月16日の記録というのは、しばらく貴重なものになるかもしれません…。
ということで、昨秋以来の如月愛里さんの活動10周年記念ワンマンライブ。バースデーライブも兼ねるというおめでたい場であります
。
この日の会場、クラブチッタといえば、高名なアーティストさんも使う場所。この場所を選び、1年かけて準備をされてきた愛里さん。キャパ的にもそうですが、一昨年夏の地元静岡県富士市でのワンマンと比べても、さらにひとつ上のクオリティを発揮されていたのでした
。
ご本人を入れて7人編成のバンドステージ。もちろん賑やか、そして華やかな光景が広がりますが、ご本人が登場するスタートのときは、とっても荘厳な雰囲気。長い間モチーフにされている月をお相手に、何かを語りかけるようなイメージ。純白のお衣装が、さらにピュアな感覚を加えています
。
最初の雰囲気というのもあったのでしょう。愛里さん、いつもに増して…というか、これまでで一番可愛らしく、かつ堂々としたステージをされていたように思います
。もう先々週になってしまっているので(大遅延、すみませんです…)、少々大雑把な書き方になりますが、バラード系のうたのときの真剣な表情と、明るい曲の際のはじけるような笑顔と振りが、とってもピュアに感じられた2時間あまり…。地元富士市でのワンマンの際は、筆者側の”旅行”でもあったわけですが、今回はそこまでの大旅行ではなく、きちんとステージワークだけで、より表情豊かに魅せるものだったかと
。
ライブタイトルでもあり、この日リリースとなった新譜「unfinished」の意図するところでもある”未完成”ということば。もちろん、これからもずっと進歩を続けるということであるとともに、「完成しちゃったら面白くない…」という発想に、ちょっとドキリとさせられたり。一呼吸置くと、確かにそうだ…と思うことですが、こういうことが自然に出てくるのが、やっぱり愛里さんらしいなと思うわけです
。
そんな愛里さんの、ライブをやり切ったあとのお姿です
。
グッズのシャツ姿に変わっていますが、アンコールの際にこのお姿で出てこられたとき、まじめに女性シェフのお姿かと思ってしまいました^^。ことばを紡ぐシェフ…といったところでしょうか
。
10周年、無事に立ち会えて何より。ありがとうございましたぁ
。
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