ここはあたたかな癒しの空間　…　上野まなさんバースデーワンマン（1月18日＠下北沢）

暖冬…といわれるこの冬ですが、冷夏と違ってそこまで暖かいわけではないのに…というのが、筆者の生業をとりあえず無視した正直な感想…。なにしろあんまり晴れませんからね〜、冬の関東なのに…。そのぶん、なんだかんだ言ってやっぱり寒いわけです。特に昼間が…。日本海側は雪不足…なんていうニュースも聞こえてきますけれど。


ということで、一日中冷たい雨だった1月18日の土曜日。しかし、ここだけはあたたかな空間でございました…。




数えてみたら、当日記では今回で10度目の登場となる上野まなさん。そのバースデーワンマンライブであります。
もっとも、10度目といってもその初出は”３・１１”よりも前のこと…

（2011年2月13日＠高田馬場）
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1675268437&owner_id=1875020


で、このように1stアルバムのリリースパーティーも

（2011年7月6日＠渋谷）
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1747811655&owner_id=1875020


しかし、その後はぽつぽつといった感じで、大変申し訳なし…。
この間に、2011年よりもさらに前のバラード主体の唄い手さんから、1stのときのようなちょっと弾けたスタイル、そして癒し系…とスタイルが少しずつ変わり、いまはウクレレ片手にデュオスタイル（Candy Tree）もあるという、アクティブなお方。年を重ねるに従って、カラフルになっていくようですね。


そんなわけで、カフェスタイルのステージで執り行われた、ン回め？のバースデーライブ。ピアノとギターのサポートを加えた3人編成は、ピアノ奏者がCandy Treeでの相方ということもあって、実に穏やかな（でもって、たまーに変化球的なMCをちくりと（笑））空間となっておりました。


セットは、現在のウクレレ弾き語りスタイルの曲たちと、それよりも前の曲たちが、ほぼ半々という構成。いわば9年分のタイムトラベル。訥々と語られるMCという名の振り返りにも、曲と同様の味わいがあります。
葛藤というべきか、挑戦というべきか…。そのどちらでもあっただろうと思いますが、いずれにしてもまなさんの優しさという部分で繋がっているのは確か。それは、ステージでのパフォーマンスにも存分に出ていたかと。

さらっと、ウクレレスタイルとそれ以外が半々…などと書きましたが、実はとりわけフォーカスされていたのが、9年前の1stアルバムである「Fairies」。メドレー形式を含めると、その全曲がセットに含まれています。懐かしくもあり、そのころの少しはにかみながらの弾け方が、9年たったこのステージでも、基本が変わっていない…。おしとやかという言葉がありますが、それにプラスしてキュンとするいでたちといえば、イメージがつくでしょうか。ともかくそんな感じだったわけです。


アンコール部分、現在の最新アルバムからの「ココナッツの木の下で」の場面が撮影可となっていましたので、ささやかに雰囲気をどうぞ・・・




バースデーライブですので、こういう場面もございました




ケーキも公開＾＾




穏やかに賑やか、という、いかにもまなさんらしい空気感ですね。
では、癒されたところで、再び生業等々の現実世界へと戻ることにいたしましょう。ありがとうございましたぁ。