anakdota "overloading"

anakdota というイスラエルのプログレッシブバンドに、はまっています。
学生のころ（３０年くらい前）、イエスやピンクフロイドなどプログレッシブロックが好きになりよく聞いていました。
その後プログレッシブロックそのものが下火になり、もう消滅してしまったのかなと思っていました。
先日、ふと思い立って”プログレッシブロック”で検索したら、聞いたこともないようなバンドが結構あるではありませんか。
しかも、本家イギリスの他に、ウクライナやポーランド、ブラジルや日本など世界中にあります。
早速いくつかの曲を試聴してみました。
その中でイスラエルの anakdota というグループの曲がいいなと思ったのでさっそく「カケハシレコード」に輸入盤のCDを注文しました。
値段が安いのにちょっと驚きました。２５００円くらいだったかな。
このアルバムが実に素晴らしいのです。
ピアノを中心にベース、キーボード、ドラムスそして男性と女性のボーカルで構成されたバンドです。
エレキギターはありません。
それぞれの楽器が凄いテクニックで演奏されているのが、素人の私にもわかります。
何度も聞いていますが、曲を流すたびに今まで気づかなかった演奏テクニックに出会い、感動しています。
しかも、そのテクニックがメロディーと見事に融合し、華麗な世界をつくっています。
曲を聴いていて、ドラムの演奏に囚われて聞き入ってしまったなんて、初めてのことでした。
他の楽器も、そしてボーカルも同様です。
日本のレコード会社は見向きもしていないようです、残念です。
確かに私がのめりこむようなグループですから、一般受けなしないでしょうし、利益にはならないのでしょうね。

これからは、自分が好きになれるバンドを地道に探してみようと思っています。